今日はカブ号のメンテナンスブログ

前回のオイル交換後1.500km走行したので、点検整備も兼ねてオイル交換しつつ、各種ボルトの緩みなども含めチェックすることにした

ちなみにオイル交換の目安となるメーカー推奨は3.000km毎。ただカブはオイル量が1Lと少ないうえに油温が上がりやすい空冷エンジンだ。小排気量ゆえに高回転域を多用し走ることが多いこともあり、オイルの劣化は早い。ってことで早めの交換


今回も100%化学合成油のウルトラG4


思いのほか汚れてなかったので、いいオイル入れてるんで2.000〜2.500km交換でいいかも


今回もドレンパッキン潰れてないんで再使用。良い子は毎回新品に変えましょう!


手でキックをゆっくり下ろしてクランクを回し、残ってるオイルを絞り出す。昔から自分はやってるけど推奨はしません


オイルフィルターも交換


蓋を外すとオイルがドバッと出てくるのでオイル受けは忘れずに。真ん中にあるスプリングの紛失にも注意です


フィルターはオイル以上にだいぶ汚れてて、新品と比べると一目瞭然。こんな小さいのにちゃんと仕事してんだなと。。


腰上だけバラしてヘッドチューン。作業途中で急な大雨になり大慌てで組み直した。傘さして、そのまま半日放置



バラしついでにT-REV(クランクケース内圧コントロール)もチェックしたらとんでもないことになっていた


T-REVからエアクリーナーへとブローバイを戻すホースが乳化したオイルで詰まっていた


勿論T-REVも同様にどろっどろのオイルが中にぎっしり。メーカー推奨は1万キロで点検清掃だが、取り付け後2.5千キロでこれ


早めの清掃をオススメしたい


パーツクリーナーで洗浄


これ効果絶大で、カブの強烈なエンジンブレーキが軽減されるし、エンジンが上までスムーズに回るようになる。非力な小排気量ゆえ、エンジンパワーを余すことなく使い切れるので、わかりやすく体感できます。


エンジンブレーキが和らぐことで低速ギアでのギクシャク感がなくなり、速度域の低い街乗りがしやすいのが最大のメリットだと思う



ブローバイをエアクリに戻さず、大気解放にしようかとも思ったが、エコな世の中なのでちゃんとエアクリに戻しましたw  大人になった気がする



ヘッドチューンしたので一応プラグ外して空燃比チェックしたらプラグ真っ白で焦った。溶解してないか触って調べたが大丈夫ひと安心。とりあえずプラグを6→7番に変えたが、根本的に解決にはなってないが、外して見た感じ(写真)大丈夫そうだ


エンジン編はまた別でまとめて。。

ま、今回の件でわかったことは、もう少しエンジンに手を入れたら、確実に燃調コントローラーが必要っぽい。今のバイクはノーマルでも燃料は最初からかなり薄いっぽい。やりすぎたらブローしそう




で、すべて終え、走ってみたが、体感できるほど変わってないw  若干アクセルのツキが良くなってレスポンス向上、した様な気がする笑


燃料が薄すぎる可能性もあるのでアクセル全開で走ってないが、フィーリング的には快調そのものだ


ただプラグが新品になったからレスポンスが良くなったっていう可能性も否定できないw  結局メカチューンっていうのはボアアップしないと絶対的なパワーを手に入れられないっていう話し


まー、そもそもカブにそんなパワーいる?って話でもあるんだが、、。




















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