今日はアクスルシャフトの交換の巻〜

フロントのみ変えるつもりが、間違えてリア用を購入。返品交換しようかとも思ったけど、お安い部品なので返品せず、ついでにリアも変えることにした




2のアクスルシャフトを緩めてから、1のチェーンアジャスターボルトを外してフリーに。ま、緩めるだけでも大丈夫だけど、ついでに脱脂してキレイにしたかったのでネジ外した




シャフト側は14mm、ナットが17mmとなっている。しっかり力をかけれるようにメガネレンチで緩めます




ナット外したら反対側へ押すだけで抜けます




そのまま抜くとタイヤとスイングアームの位置がズレるので、新しいシャフトを入れるときに位置合わせがめんどくさいので、適当な木材や何かでタイヤを浮かせ位置がズレないようにしとくと後々作業楽になるのでやっといて損はない。昔は週刊ジャンプを置いてたな〜




手前が純正のアクスルシャフト。まだ3.000kmしか走ってないのにすでにグリス切れってことは、新車出荷時から塗られてなかった!?


摩耗で段つきが2箇所もできていた。原因はグリス切れもそうなんだろうけど、シャフトの歪みによるものだと思う


ま、ある程度真っ直ぐであれば特に支障はないし、段つきできたからってシャフトが回転してるわけじゃないので問題はないと思う。そもそも大量生産品の部品に、しかもカブごときにそこまでの精度を求めるのは酷ってもの




そんなこんなで新しいアクスルシャフトにグリスアップ。グリスに拘る人はワコーズやオメガなどの高級品を使う人もいるけど(KZ1000やCB750FCに乗ってた時は自分も使ってました汗汗) それらはプロショップや拘ってチューニングをする人が使う代物。自分ら一般市民レベルの整備なら、これで十分です。安いし、スプレー式で使い勝手もいい




整備する際の必需品ともいえるロールタイプのウエスを、無駄にデカいカブのステップにブッ刺すと、なんとまー使いやすいったらなんのって




ホイルカラーも(アクスルカラーともいう)パーツクリーナーで洗浄からの中に少しだけグリスをいれてあげる。で、あとは抜く逆の工程でシャフトを入れて終了




リアの足回りをバラしたついでにチェーン交換




まずラジペンでカシメを外す




カシメ外すとピンが剥き出しになるので、それを押してチェーンが分離させます




で、秘密兵器の結束バンド!




古いチェーンと新しいチェーンを結束バンドで固定し連結




で、古いチェーンを引っ張り、新しいチェーンをスプロケに通していきます




こんな感じ。結束バンドしたままぐるぐると




新しいチェーンが完全に通ったら結束バンドを切ってチェーンをピンとカシメで1つに繋ぎます。最後にチェーン調整して終わり


で、ここでミスというか、チェーン交換するんなら、ついでにリアのドリブンスプロケットも一緒に変るべきだった。リアもバラしついでだったのに凡ミス。ちなみにディーラーでは、チェーンと前後スプロケットは同時交換するようにとなっています






で、次はフロントのアクスルシャフト交換。リア同様にナットは14と17。メガネレンチ使ってシャフトを緩めます。ナットを外したら今度はタイヤが落ちないように当て木をかましときます。普通の人はそのままタイヤごと外すんだろうけど、、。




車体が前に傾かないように普通はジャッキアップするんだろうけど(たぶん) 自分はめんどくさがりなので、その辺にあった木材で車体が前に傾かないようにしといた




フロントのアクスルシャフトはしっかりグリスが残っていた。リアは塗り忘れか? そうなるとピポットシャフトがどうなってるのかも気になる。時間かかるからそれは次回に持ち越し




ついでなのでカラーも外して洗浄からのグリス塗布。ホイルのダストシールもついでにキレイにしといた




はい完成。シャフトの真ん中が空洞となる中空アクスルシャフト交換作業終了。ま、こんなとこ交換してても、わかる人しか見ないからどうでもいいパーツに思われがちだけど、純正と比べ社外のアクスルシャフトは工業製品としての精度がとても高く、真円で歪みなく真っ直ぐである


そのシャフトに歪みがないことで、ホイル両サイドのベアリングに均一に力がかかるためフリクションロスが軽減。停車時にバイク動かすと、その取り回しの軽さに驚きます


ちなみにですが、

実走行での違いはよくわかりません笑


リアは道路の凹凸をわかりやすく拾うようになり、足が硬くなった気がする。それをダイレクト感というのかは知らんけど、、


フロントは発進時や停車する直前の低速のフラつきが軽減された、気がする笑。リア同様それと足が硬くなった印象、ダイレクト感ってやつなw


オススメ度はさほど、、。

やりたいやつだけ変えなさい。って感じでしょうか




昔は手が油まみれになることなんか気にならなかったけど、大人になったんだろう、今はなるべく手は汚したくない。で、エンジニアグローブを買いました。わかりやすくいえば、薄いけど破れにくい丈夫なビニール手袋。手触りで部品の厚みも判別しやすいし、細かい作業も素手に近い感覚でできるのでやはり便利。いや、カブごときにこんなの使う日が来るとはw



で、残るはリアボックス装着をどうするか問題。カブでのライトなデイキャンプ的なことをしたいが、現時点での積載力が極端に乏しすぎる


皆からはリアボックスおすすめされるんだけど、カブのクラシックな見た目を損いたくない、が、物は積みたいみたいな




ハンターカブはリアボックス似合うんだよなー

もう少し考える。。























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