『「１０％消費税」が日本経済を破壊する』

藤井聡さんの『「１０％消費税」が日本経済を破壊する』を読み終えました。

経済成長（内需拡大）のエンジンである「消費」を冷え込ませる消費税の、デフレ期における増税に継ぐ増税で、ここまで日本経済を停滞、疲弊させた、その追い討ちをかける１０％増税は、おそらく今後日本企業を直撃して、バタバタと倒産が相次ぐ気がします。

これだけ国内消費が落ち込んでいるのに、データを改ざんして「いざなぎ景気」超えと政府が発表すれば、本当の深刻な問題を俎上に載せることすら出来ない。

狂っているとしか思えません。

１０％になって、福祉が良くなるのかといえば、そのぶん法人税が下げられ庶民の血税がそのままその穴埋めに使われるだけ。（消費が落ち込めばその法人税、しいては賃金カットで所得税すら見込めなくなります。）

プライド、メンツに病的にこだわる財務省のトリックで、国民がいいように騙されているだけなのです。（日本は外国にお金を借りているわけではないので、通貨発行権でいくらでもデフレ打開策を打てるのです。）

これは経済学の問題ではなく、「日本の精神病理学の問題だ」と藤井さんは語っていますが、本当にそう思います。

将来のお孫さんの顔が苦痛で歪んでいく姿を、日本人はそんなに見たいのでしょうか？

【お知らせ】 明治維新に次ぐ「新たな維新」を東京発で－－－－－

■ お役に立つことが、必ずあります。■

ぜひ、最も大切なお相手（知人、友人、同僚、先輩、後輩、恋人、ご家族）、取引先様、顧客様、スポンサー様と、この事実をご共有下さい。

多門隊伊５８潜出陣式・隊長水井淑夫少尉（九州帝国大）の短刀授与。（伊５８潜の魚雷攻撃により、広島と長崎に投下された原爆を運搬した米重巡洋艦インディアナポリスを撃沈。）