今日のネットの記事で、日本の貧困児童が6人に1人・・、というようなことが語られていました。
衝撃的な、忌々しきレベルの社会問題であると思うのですが、こうして公に語られることで、この問題を皆で考えていくことができるようになるとも言えます。
それで、ふと日本人の文盲率(読み書きが出来ない人)は何パーセントくらいだろうと思いました。
かなり低いパーセンテージだとは思いますが、実際にいるはずで、その人たちはどのような生活をしているのか。
いわゆる『マイノリティー』は、自分の特攻関係者として受け継いだ心の傷(おそらくです)、もそうでしょう。
自分の思考の「クセ」として、貧困児童にしろ、読み書きの出来ない人にしろ、先日の受動喫煙にしろ、それらを減らしていく努力は、社会的な責務として必要ですが、一方でそういう立場、境遇であるからこそ得られる力、社会に還元される力というものも確かにあって、それは何かということをしっかり調査研究していくことも、現実的な救済、より安心して暮らせる豊かな社会への、有力な手段の一つになる気がします。
パーセンテージとしてこの世に確実に生まれてくるものを、なくすという思考ではなく、その立場から得られる力、果たせる役割りを考えていく。
現実的な強い力、知恵というのが、自分は好きです。