今日は東扇島のNでコンテナ5本を降ろした帰り、JR川崎駅からの東海道本線の中で、図書館で借りた加賀田晃さんの『営業マンは「商品」を売るな!』(2013年/サンマーク出版)を読み進めました。
加賀田晃さんのことは自分は何も知らなかったわけですが、冒頭あたりは何か胡散くさいと思いつつも、ページをめくるうちに思わず顔がニンマリしてくる感覚になっていました。
今日は56ページの『礼儀の大原則(一) 決して相手を否定しない』のところで時間がなくなって本を閉じましたが、タイトルの何を売るかは、「商品」ではなく、簡単に言えば「愛」を売れ、それはどういうことかと言えば・・といったところでしょう。
営業の本ではなく、人間としての生き方の本だと思います。
読んでいて、(この本の中にはその言葉はありませんが)「この世の中は、本当に良く(うまく)出来ている」という言葉が頭に浮かびました。
不条理、不幸、絶望、無念、怨念、生き地獄といったものはどうしても存在します。
それで一生が終ってしまうことだってあるでしょう。
しかし、それらの問題を解決していく唯一の手立てが、時間はかかっても、「この世の中は、本当に良く(うまく)出来ている」と信じて自分の目の前の現実に対処していくことだと自分は思います。
機会があれば、一度手にとって読んでみてもいい本じゃないかと思いました。(まだ全部読んだわけではありませんが・・。)