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さて、3月13日(日曜)の毎日新聞をたまたま読んでいて、その2面の記事『時代の風~幸せな人生をつくるもの=元世界銀行副総裁・西水美恵子』の内容に共感出来るものがあり、塒に帰ってPCで検索してみたら、ネットでも配信されていましたので紹介させていただきます。
幸せな人生をつくるもの=元世界銀行副総裁・西水美恵子/毎日新聞『時代の風』より
この中で、
「何がいい人生をつくる?」かは、「いい人間関係に尽きる」ということが、学術的にも証明されてきている。
そして、
「豊富なデータの分析結果は「量より質」。家族や、友人、地域社会の人々などとの「信頼度の高い」関係が、幸せな人生の根拠だと判明したそうだ。その上健康にもよく、特に脳の健全な働きを守ることも分かった。 」
とのことです。
西水さんは、「博士論文の研究で、生産性には、資本と労働、技術だけでは説明できない何かがあると察知。全く同じ技術を持つ労働者が同じ機械を使っても個人の生産性が異なる。この差を推定したところ、経済成長に相当の影響を与えうるほど大きかった。 」
と語り、その後のご自身の仕事を通しての体験から、
「信頼度の高い」人間関係が生産性を上げる、と結論づけています。
自分も今は、実感としてこういうことがわかるようになってきています。
信頼関係が出来ているところで出せる力というのは、何より安心感があり、力強く(向上心を生み)、相手の力も引き出していきますね。
その逆が、これまでのような、数学で「1+1は2」という無機質な形で生産性を計算していくことでしょうか。
ちょっと話はそれますが、しかし、実際この世の中には、1と1が同じということはあり得ません。
人間も一人一人違いますし、石ころだって、砂の一つ一つだって皆違います。素粒子といったミクロの世界でも、人間の科学で結論付ける以上のそのまたミクロの世界が(おそらくは無限に)存在して、一つ一つに何かしらの個性があるわけです。
そういう個々の相性とか特性、吸引とか放出のバランスをしっかりと取っていく、調和を持たせて、大きな(プラスαの)力の出る方向へ導いていく、という考え方が、「信頼度の高い」人間関係、幸せの実感、それが生産性の向上へとつながっていくのだろう・・、と思います。
よろしければ、ご一読ください。