兎、波を走る(野田地図) | 映画と舞台 ひとりごと

映画と舞台 ひとりごと

映画と演劇、感想を含めた見所を簡単にご紹介します。

今日は舞台観劇!!

 

ストーリー

アリスの母は、アリスを探し求めていた。

かたやアリスは兎を見つけてそれを追いかけている。

アリスは兎と一緒にいるのだが、兎たちはいろんなことを勉強しており、アリスも一緒に勉強していた。アリスはここから抜け出したいと思って勉強していたのだが、全く持って抜け出すことができない。

アリスの母は一生懸命にアリスを探し求めるが、全くもって情報がない状態で月日ばかりがすぎていく。

果たしてアリスはその場所から母の元に帰ることができるのか?!

そしてアリスの母はアリスと再会できるのか?!

 

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兎     高橋一生さん

アリスの母 松たか子さん

アリス   多部未華子さん

 

前回の野田地図に続き、高橋一生さんの主演となったこの作品。

前回は、最後の最後に御巣鷹山の飛行機事故のことを描いた作品だったのだが、実は今回の作品もある出来事をアリスの物語をベースとして表した作品だった。

今日は大千穐楽だったので、ネタバレするけれど・・・・

 

アリスはある日、兎を(そうなのかどうかは別として)追いかけて、ある海岸で麻袋に入れられて不思議な国に連れて行かれる。そしてその国から出て行きたいけれど、全く出ることができない。

そんな時、アリスを残して兎は一人で脱出して島を渡って来る・・・

そう、実はアリスはめぐみさんのことで、兎は 安明進さん(工作員)。

アリスの母親は一生懸命にアリスを探すけれど、全く見つからないけどずっと探している・・・

いると思っている不思議の国、子供を戻してほしいと嘆願するけれど、うちにはいるはずがないと言われ続けるけど、いると核心してずっと嘆願するけど、その気持ちは届かない。

 

「不思議な国のアリス」とこの問題に繋がっていくとは思っていなくて、なんせ何も材料を持たずに観劇したのだが、野田秀樹さんって社会問題と絡めての話を描くのがすごいなと・・・

夢の遊民者の時から見ているけれど、独り立ちしてから以降は本当に社会問題に絡めたものが多い。

 

高橋一生さん、最後まで笑い顔なし・・・

そりゃこの役は笑えないわなぁ・・・

 

大倉孝二さんも出演していて、野田さんとのカケあいもあって、この二人の会話から少し笑いもあったけれど、後半になればなるほど、神妙な感じになってきたのは言うまでもない。

この舞台、2時間10分、休憩なし。

結構しんどかったけど、見ごたえあり!!

 

今日はここまで〜

ショボーンえーんショボーンえーんショボーン

 

 

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