スペンサー ダイアナの決意 | 映画と舞台 ひとりごと

映画と舞台 ひとりごと

映画と演劇、感想を含めた見所を簡単にご紹介します。

2022年絶賛公開中の作品!!

 

ストーリー

1991年、毎年英国王室メンバーがクリスマスを迎えるサンドリンガム・ハウス。

ダイアナ妃は自分が運転する車に乗って、その場所へ向かっていた。

自分の昔住んでいたスペンサー家の跡があるその地なのに、道に迷ってしまい一番最後に到着する。

これから始まる3日間は、ダイアナ妃にとっては苦痛でしかない空間の中、自分を取り戻すためにある決意をするのであった・・

 

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ダイアナ妃 クリステン・スチューアート

 

パブロ・ララインは「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」もメガホンを握った監督がこの作品も監督をしている。

だから、ちょっと作り方はなんとなく似ていたなぁ・・・

 

ダイアナ妃の伝記を作品にしたもので、このクリスマスで過ごした日々によってダイアナ妃はチャールズ皇太子(現:国王)との離婚を決意する。

このころのダイアナ妃は、英国王室の中では浮いた存在となっていた。

二人の王子がいるから、王室の行事を追いかけるパパラッチの前では、夫婦仲睦まじく演じていたけれど、チャールズ皇太子とカミラ(現:カミラ妃)の不倫がずっと続いている状態の中、息子たちがいるから離婚は留まっていたが、自分の精神を病み拒食症にもなっていた。

その中でエリザベス女王だけは、ダイアナ妃の味方となってくれてはいたが、王室全員の前となるとそれは違っていたのである。

自分の今の状態を、ヘンリー8世に殺害されたアン・ブーリンとシンクロして幻影を見たり・・・本当に精神状態はボロボロ。

 

離婚を決意したのは、2人の息子だけは裏切らないで自分のことをずっとわかってくれると確信を持てたから踏み切ったんだと、私は作品を観てそう思ったのだけれどね・・・真意はわからない。

でも、普通に結婚して子供を授かっていたら、本当にいい母親だったろうなぁって思うと、普通の生活を送って欲しかったなと思う。

すべては、チャールズ皇太子との結婚が歯車を狂わせたのである。

そしてチャールズ皇太子も、現カミラ妃を英国王室が最初に拒否せずに結婚していたら、ダイアナひもそんな人生を歩むことはなかったんだろうな・・・

 

しかし、ダイアナ妃を演じていたクリステンもそうだけれど、それ以外の人達も、すごく似ている人達をあんなに見つけられるものだなぁと、映像を見てひたすら感心した。

クリステンはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたけど、受賞は逃しているが、感情移入がすごく本物のダイアナ妃になっていた。

 

どうしても一般庶民にはわからない世界だけど・・・

この映画を見ると一般庶民でよかった!?って思ってしまう私?!

 

今日はここまで〜

驚き無気力にっこりニコニコ物申す

 

 

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