舞台「ガラスの動物園」 | 映画と舞台 ひとりごと

映画と舞台 ひとりごと

映画と演劇、感想を含めた見所を簡単にご紹介します。

今日は、舞台観劇!

コロナが拡大していることもあって、劇場はピリピリムードだったけれど、そうやって感染対策してもらっていることは、本当にありがたいこと・・・

 

ストーリー

トムの一家は、母親アマンダと姉のローラの3人でセントルイスのアパートに住んでいる。

トムは一人で働き、家計を助けているのだが、アマンダからの小言をずっと聞かされることに嫌気をさしており、この家庭からどうにかして逃げ出したいと思っていた。

姉のローラは、足が悪いことを気にしていて引っ込み思案。

トムはローラを置いていくことができずにいた。

アマンダは、ローラにいい人ができればとトムに相談を持ちかけ、トムは会社の同僚のジムを夕食に招区ことで、なんとかローラとうまく行けばと思うのだが、事態は思わぬ方向へ行く・・・

 

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トム   岡田将生さん

アマンダ 麻実れいさん

ローラ  倉科カナさん

ジム   堅山隼太さん

 

テネシー・ウィリアムズによる戯曲である。

トムの回想録として物語が始まる・・・

ストーリーにも書いたように、一人の若者が家庭で自分のしたいことも言いたいことも言えずに、ストレスを抱えて、どうにかしてこの家をでて自由に生きたい?!

一生懸命に働いているだけで、家庭においても自分の存在価値が認められないと思ったとき、人間はストレスを感じるもの。

お芝居を通じて、そのストレスがすごく伝わってきた。

 

実は今日の席は2列目だったのだが、1列目はコロナの関係で全て空けていたので、事実上の1列目!!なんとまぁ、かぶりつき!!

 

岡田将生さんを生で観るのは初めて!

出だしの台詞回しが、少し古畑任三郎?!のような語り口調だったのが印象的。

回想録の内容を演技しているときは、普通の台詞回しだったということは、ストーリーを読んでいるところを意識して古畑任三郎のように、わざとしていたのだろうな・・・

岡田さん、男前というよりは可愛くて

小さい頃のマーク・レスター?!に似ている感じだが、男前には変わりない。

 

ローラ役の倉科カナさん、ローラの引っ込み思案なところや足が悪いところ、人前で緊張して小刻みに震えるなど、細かな演技がすごい。

 

そして一番、舞台で光っていたのはやっぱり麻実れいさん。

70歳を過ぎているとは思えないくらいの美貌、そして体型!

宝塚時代とまるで変わっていないんじゃないかと思わせるくらいの迫力には脱帽!!

私は宝塚時代を生で観たことはない(ビデオでは観た)けれど、ほんと生で観たかったなって、そう思う人である。

 

今日は、大阪最終日だったので、ご挨拶があるかと思ったら、コロナの関係もあってご挨拶はなかった。

しかし、規制退場しているときに、幕が下りたその向こう側で

出演者たちが無事に終わったとして手を合わせていたのが聞こえた。

それに残っていた客席が反応して、拍手すると、幕の向こう側から

「ありがとうございました!」と岡田くんの声が・・・

規制退場も、たまにはいいことあるよね!

ということで満足して帰路へ〜

 

映画では、1950年、1987年に公開されていて、

1950年にはカーク・ダグラス、

1987年には、ジョン・マルコビッチ、カレン・アレン

がそれぞれ出演している。

 

 

今日はここまで〜

チワワ黒パグ犬猫トナカイ

 

 

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