1995年 雪組にて公演。
題名のごとく、ジョン・F・ケネディの話である。
同じ題名での映画(洋画)は、ケネディ暗殺事件をベースとして、
その捜査に燃える検事ジム・ギャリソンを主人公としたもの。
宝塚は宝塚らしく、ケネディとジャクリーンの夫婦の関係をベースとして、すれ違いやケネディの恋愛遍歴などを交えた話となっている。
演出は、もちろん小池修一郎先生!
ケネディ 一路真輝さん
ジャクリーン 花總まりさん
ロバート 高嶺ふぶきさん
キング牧師 轟悠さん
モンロー 星奈優里さん
この作品は、娘役トップだったともちゃん(紫ともさん)が退団し、ふさがいっちゃんの相手役に抜擢され、トップ娘役としてのお披露目作品であった。
(この時から10年以上娘役トップとして、いまだに抜かれていない長期が始まったのである)
いっちゃんのスーツ姿、本当に実際の男の人がスーツを着ているよりも、ずっとかっこいい着こなし!!
宝塚の男役さんは、みんなスーツの着こなしがかっこいいのだけれど、作品の中で真っ白のスーツを着こなしているいっちゃんの姿は、今も記憶から離れないくらいに、ピカイチだった。
ふさは、まだ若かったので、若さだけで頑張ってます!!という感じだった。一生懸命にジャクリーンの大人らしさを演じていたのが、いじらしい感じもした・・・
もう少し後ならば、もっと味のでたジャクリーンが演じられたのではないか?!と思う。場数を踏むと役者は成長するものだしね!!
ジャクリーンといえば、ファッションショーのように衣装を持っていて、一つとして同じ洋服はないのではないか?と言われているほど、衣装持ちだった。
それを表現するために、舞台上でもふさの衣装替えが頻繁にあり、出てくるたびに違う色のシャネルスーツや、ドレスなどに着替えており、果たしていくつの衣装を纏ったんだろう????とあとで、数えた記憶もあるが、何着着替えたのか忘れてしまっている(笑)
今日はここまで〜