評価★★★
出演: ヤンネ・フーティアイネン.マリア・ヤンヴェンヘルミ.イルッカ・コイヴラ
監督: アキ・カウリスマキ
* * *
70分という作品の短さは悪くない。
作品全体を覆うキーカラーの赤がとても印象的で
どのシーンも中世の絵画のように
平面的でシンメトリカルな構図。
それが絵になりすぎる。
映る街も哀愁があっていい。
哀愁がありすぎて、それがむしろ嫌味なくらい。
ただ残念なことに内容があまりに薄い。
それが惜しい。
ヘルシンキのガソリンスタンドにある
黄色の馬鹿でかい掃除機が可愛らしかった。
ヘルシンキがどんな所が気になって、
ググってストリートビューで散歩してみた。
『街のあかり』の雰囲気とはまるで違い
街は晴天で、オシャレだった。
こういう街なら行ってみたい。
●この映画で知ったこと
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チャイコフスキーが自殺未遂したというエピソード。
不明(watched)