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そうだ。思い出した。
はじめ、お天気によっては雌阿寒岳へ登るかもしれないからと、
スティックやら登山靴やら、一応持ってきたのよね。
それでもって雌阿寒温泉のお宿に予約電話したら、
その日は満室で、って言われたんだった。

でも何日か予定を過ごすうちに、体力心配になり、
何となく登る気も失せてね。
うーーん、観光も登山もと欲張ってはいけませんね。

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この湖の周辺にも散策コーズがあるようなんだけど、

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もう夕方で、この奥にある湯の滝を目指しました。
この湯の滝、滝がお湯・・・なのか?
お湯が滝になって流れてくるのか?
・・・・・いっしょか・・。
とりあえず、めずらしいやんと思って、
予定の中に名称だけは入れておいてね、
行きたい所一覧に書いておいたんだけど・・・。

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↑ここから滝まで30分、歩いてしか行けないところでね。
往復して滝をながめていたら、1時間30分ほどみないとね。
この時、すでに夕方PM4:30・・・・。
だーれも人いないし・・・、
熊出るやーーーーーーーん。

う・う・う・・・・、あきらめました。
明日、朝一番でとも思いましたが、
ここからお宿のある足寄の街まで1時間30ほども車で走らねばならなかったのです。

せっかく、こんな所まで来ているのに。
せっかくのお天気なのに・・・。
目の前まで来ているのに・・・。

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残念無念また来年・・・来れるのかーーーーーー
登山だけに絞らないとだめかもしれない。
また目的ができたと思うことにしよう・・。

さあ、今日で最後のお宿です。
5泊6日の旅もいよいよ最終。
ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、
そういえば、最終のお宿は温泉満室で、他を探した時、
阿寒湖付近の贅沢ホテルをとっていたんだった。

最終チェックをした時に、
足寄町のほうがいいんじゃないの?お安いし・・と。
お宿変更したんだった。

うう・・、だめだ。
ケチり過ぎた。

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だって、旅館って書いてあったけど、
要するに工事やなんかのお仕事の方々が何日か、
泊まられる宿だった。
・・・・・食事も、お部屋もお風呂もトイレも・・・、
過去最悪かもしれない。
しかし、私たちは山小屋に比べたら・・という覚悟がある。
大丈夫、耐えられる。

足寄町、松山千春さんのお生まれになった所なそうで。
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千春さんの展示コーナーやら、
碑まであり、ボタンを押すと歌が流れる。
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おう、なんやかや言うても、歌えるかもしれん。
碑の横にマイクがあればいいのに・・と思ってしまった私でありました。
松山千春・・・おそるべし。

ここの道の駅で教えてもらった所へ行こうとしたんですが、
足寄湖というのがあるのを見つけてね。
いままでいろいろ湖も見てきたもんで、
ここはどんなか?と思ってね。

そういえば、足寄湖道の駅は何もありませんよ、
って教えてもらったんですが、
足寄っていう湖には行けるんだろうと。

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ところがウロウロするも、湖って案内がなく、
道路に人が歩いているわけもなく、
道路沿いの畑に人影を発見するや、
おばさんは、即走って行き、たずねますよーー。
「すみませーん。湖にはどうして行くんでしょうか。」

ひろーーーーい畑に、お一人であぜの草かり?をやってらしたお若いおばさん。
どちらから見えたのですかと聞かれ、
気さくに話しをされるので、
いろいろ教えていただき、いろいろ話しが広がって、
道東を周ったとか、すっかりおしゃべりをし、
その中で、葉っぱのことがやっとわかったのでございました。

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どこの道路沿いにも、広々とたーーーくさん、あった葉っぱ。
ホウレンソウ?小松菜?でも葉物がこんなにあっても、
消費できないよなぁ・・・と、思っていた疑問がやっと融けました。

はい、ビート(てん菜)です。
えっ?何?ビート???
去年の北海道でも疑問で、たしか人形劇の方に教えてもらったのに。

現場で教えてもらうと、はっきりくっきりわかりました。
この葉っぱの根本のカブみたいなのがお砂糖(てんさい糖)になるんですって!
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砂糖?=さとうきびと思いますよね。(私だけ?)
砂糖にもいろんな種類があるってことでしょうか。
てんさい糖は北海道でしか作られてないんですって。
牛乳やじゃがいもなんかと並ぶ北海道を代表する農畜産物の一つなんだって。
しかも、我が家で使っている上白糖は、99%が炭水化物。
てんさい糖はカリウム、カルシウム、リン等の天然のミネラルなど、
栄養も違うんだってよ。(あとで調べましたよ)
うーーん、またテレビ通販の宣伝みたいになってきた。
スーパーで、てんさい糖・・見てみよう。高いんだろうなあ。

・・・・と畑のおばさんは熱く語って下さり、
わたしがカメラを構えると、
まだ実の小さい葉をひとつ抜いて下さり、ポーズをとって下さいました。
顔はいらない・・とおっしゃっていたけど、ごめんね。
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結局、足寄湖は側までは行けないんだそうで、
丘の上からなら見えるかもと。
いえいえ、お話しができたことが、
私どもにとっては、すばらしい思いでになりました。
ありがとうございました。

なんか、お話を伺うと農機械?なんかにも目がいくようになりました。
あの広い畑、機械?でないと無理ですよね。
どんな農作業車なんだろう・・と。

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そういえば、道路標識に、
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↑これと同じ感じで、作業車に注意みたいなのがあったなぁ。

あっ、シカに注意はね、看板や標識だけじゃありませんよ。
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道路にも直接書いてあるし・・。
またまたーーーって思ってたんですが。
ほんとに、本当にシカが道路を横切ってね、
あれは親子でだったな。
大きいのと小さいシカと、車で走っててほんとにいきなりだったから、
びっくりでした。
目の前を・・だったらぶつかるでしょうねえ。
ちょっと先だったから、
二人して「あっ!!」と叫んだだけですみましたが。
さすがに一瞬だったので、カメラには撮れませんでしたが、
シカが無事に道路を渡れて、振り向いた時に、
眼があった気がしましたが。


さて、何の話しでしたっけ。
そうそう、ビートを見せてもらって、
いよいよ釧路空港へと向かったのでございますよ。

道の駅「本別(ほんべつ)」でコーヒー飲んでね。
ここはお豆って書いてあったから、
この辺の畑は豆の葉っぱなんでしょうね。

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今回の東北海道は、5泊6日の長旅?でしたが、
2日に家を出る時からずーーーっとお天気良くて、
さすがに6日目は台風も来てるし・・と思ったのですが、
7日家に着くまで、相変わらずの晴れでありました。
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車の旅なら、多少のお天気、選べるけれど、
飛行機は早くからチケット取るので、
お天気は選べません。
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が、やはり何度も言いますが、
日頃の行いがねえ、・・・・いいのでしょう・・・ねえ。

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またまたお天気に恵まれて、
すばらしい景色やハプニング、地元の方々ともふれあうことができ、
大満足でございました。

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次回は、今回残しておいた所と、
もうちょっとケチらずにお宿を取ることにして、
終了です。
ありがとうございました。