実家で一晩過ごし、
老母に「おはようさん。早いね。」と。
一晩、寝たら何だか落ち着いた模様。
こちらもいつまでもひきずってもしょうがないし。
いつものように朝からおしゃべりべりべり。

昼前になって、帰りついでにもう一度老父の所へ。
ちょうど、お昼だったので、介護士さん?に変わって、
スプーンで食事を口に運びました。
大きな口を開けてくれるので、食べさせやすいです。

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6月末に卒寿を迎えた老父は耳も遠くて、
耳そばで大きな声で話さないと・・なんですが、
このごろは、声も出にくいのか、
またなんかしゃべってくれてるんだけど、
なかなか何を言っているのか、ほぼ聞き取れなくてね。
会話にはならなかったんですが。

わたしが帰り際、ひとつ大きな息を吸って(そんな気配がした)、
「○○○は、これから帰るのか?」
と、名前までつけてはっきり大きな声で、しゃべってくれたんです。
まわりにいた介護士さんたちも、びっくりして。

きっと、あの後まだ「気をつけて帰りや。」と、言いたかったんだろうなあ。
そこまでしゃべる力がない・・・。

でも、少し落ち込んでいた私には、
すごくうれしい出来事だった。
もちろん笑顔も見られたし。
こんなことがあると、またすぐ会いに行きたくなるやんねえ。

人間って、やはり、言葉で意志の疎通ができると元気がでるね。
ありがとう。