蒜山でお昼をいただき、
竹野海岸休暇村に向かって走り出しました。
自動車専用道路?はところどころにあるものの、
ほぼ普通の国道を走りますよ。
蒜山から北に向かって、山陰海岸沿いを走ります。

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途中に、因幡のしろうさぎが着いたという海岸などがありましたが・・。
まだまだ走って行くと、夫さんが「あっ。ここかぁ。残してあるんだなあ。」って。
わたしは何のことか、わからず、「なんなの?。」
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余部鉄橋だそうな。
あまるべ・・・?
30数年前に、海からの?突風でちょうど走っていた列車が飛ばされ、
下に落ちたって、下にあった工場の上に落ちて、
工場の数人の方や列車の運転手さんも亡くなったっていう大事故・・。

もともと風がきつく吹くと列車を止めるっていう・・何か信号かしるしが、
あったらしいが、その時は何かの手違い?見落とし?か何かで、
電車が鉄橋を渡って・・・。
そういえば、そんなニュースあった・・・。
空から、電車がふってくるのか・・・ってびっくりしたような覚えが。

ああ、ここかあ。
こんな山陰の所やったっけ・・。
確かに、すぐそこに海がみえる所だ。
両側は山だし、風の通り道なんだ。

でもね、そういう事故があったってことは、特に書いてなくて、
でもお祈りの仏様?はあったらしい。

この辺では、貴重な足だし、やっとできた駅だったと。
村の方達も、事故を含めて、いろんな苦難を乗り越えてきてらっしゃるんだな。
上から見下ろした村の屋根は、ピカピカ輝いていた。
ん?なにか意味があるのかな。
潮風から守るため?雪が多い?

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空の駅、新しくきれいになっている。
そう、空まで、行きましたよ。
朝に毛無山登って、足弱ってるっちゅうのに、
ここでまた登るとは思わなかったけど。
おまけにさらに必死で走って登るとは思わなかった。

ゆるゆる、いつものように文句たらたら思いながら、
・・・空まで登ってどうやっちゅうのさ・・・・。
・・・まーた汗かくやん・・・。
とか思いながら登っていると、
何やら看板?っていうか、表みたいなものがぶら下げてあったんです。
夫さんが先に歩いて、そういうのは見過ごして行くんだけど、
わたしゃ、ふと目がとまり、・・・・なんだろう・・と。

最初はなんなんだか、老眼で見えにくい今日このごろ、
ぼーーっとみていて、ああ時刻表か・・と。
今でも電車走ってるのか・・。(そりゃ、走ってますわな。)
えっ、今日は日曜だったな・・・、16時・・・17分・・・か。

「ねえ、今何時?」
「ん?今は4時15分だ。」
「えーーっ、あと2分で電車が来るよっ!!

夫さん、走りかけるのを私が後ろから叫ぶ。
「これっ、カメラ持って行ってっ!!走れーーーーーーーっ!!」

にわかに、急な緊張がはしり、
私も後から急いで走りはしましたが、やはり男の人のほうが、
体力あるね。なんとか電車をぎりぎり撮れたようで。

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わたしは、電車がすでに走り出したころ、
ハァハァ言いながら、ようやくの到着。
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い・息があがってあがって、ヒーヒーハーハー、
ほんとにしばらく心臓が爆発しそうだった。

先にいらしたご婦人が
「大丈夫ですか?」と。
わたしゃ、聞かれても答えるだけの息ができず。
「はあ、はあ・・、必死で・・走った・・・もんで・・ふう・ふう・・・。」

今でもちゃんと駅があり、きれいに強靭に建て替えられたようです。
いろんな歴史を残すべく、古い鉄橋の一部が保存されているようです。

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ああ、そういうことか・・と。
やっとのやっと、いろいろ理解ができて、
しばらく空の駅、浮遊感を楽しみました。

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お天気もよかったので、大分長らく佇んでしまいました。
さあさあ、なかなか目的地にたどりつけません。

もうちょっとかなあ・・と地図をみながら走っていると、
「あっ、あの石!。止まってっ!!」
竹野海岸休暇村のパンフレットに載っていた挟まった石じゃないか?・・。
ところが、ちょっと角度が違ったのよねえ。
なーんか、イメージが違う・・・。

ハサカリ岩・・・??
はさまってないやん・・。
カニのはさみ??
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もう夕方で、やはり老眼の目には、ちょっと気づくのに時間がかかったのです。
あれっ??角度か??
と国道を小走りして、ようやく ↓。

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おお、挟まってる、はさまってる。
納得納得。

そしてまもなく休暇村に到着。
はあ、今日もハプニングの連続。
おもしろかったなぁ。
温泉温泉。

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ビールビール。
但馬牛、肉にく。
おつかれーーーー。
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