例のトルコ人ガイドさんがまた言いました。
「皆様、じゅうたんといえばペルシャじゅうたんとかを思われるでしょうが、
実はトルコがトルコが発祥の地でありましてっ!!」
とバスの中で熱く語り、考えてみるともうすでにここからじゅうたん販売作戦は始まって
いたのではないか・・・と思われる今日このごろであります。
トルコの中でもこの辺りのカッパドキア産のじゅうたんが本物で
まあいえばこの辺の地場産業なのだろう・・・。
しかもこの辺の娘さんたちが家内工業として作っていて、
そのじゅうたん作りの腕がよくないと、いいところへ嫁にいけないんだそうな・・。
まあ、そんな説明も受けながら、じゅうたん工場へとバスは入るわけでございます。
まあ、ちょっとしたお土産の店に連れて行かれる?のはツアーだから、
しょうがないんだけれど、ここは(今回どこもそうだったけど・・)本格的な
じゅうたんばっかで、お土産っていうような値段ではないの!
でもバス内ではもうすっかりある意味洗脳されてて、
つい買う気が起こってしまうようになってるのよ。
実にうまいの!! 御商売が・・・っていうか、セールスがっていうのか・・。
なんていうのかな、セールストークももちろんだけど、
見学コースから、じゅうたんの見せ方、心理作戦、どれも完成されてたなぁ・・・。
私も日本じゃ、ちょっとやそっとのセールスには負けない自信があるんだけど、
うん十万もするようなシルクタペストリーを思わず、買いそうになっちゃって。
娘に制止されて思わず我に返った・・・みたいな・・。
確かにニセモノではない、いいものなのはわかるけど、
5分前まで、別にじゅうたんが欲しいなんて思ってたわけじゃないんだもの。
ふーーー・・・、あぶない、あぶない・・・・。
でも日本からこれを目当てに来た方には、いいものだと思うけどね。
実際、何人もの方は購入されてたし・・。
こういう買物にはたっぷりの時間が組まれているのでございました・・。
しかも、その日朝ホテルを6時30分ごろ出発。工場に着いたの朝っの7時過ぎごろよ。
それにあわせてもう娘さんや工場内の人やらちゃんとセットしてる。
観光じゃない、じゅうたん工場へ寄るための早朝出発だったんだ・・・。
そりゃあ、いいお客さんなんだわさっ!!