「舞台 薄桜鬼 新選組炎舞録」


会場:天王洲銀河劇場

脚本:毛利亘宏

演出:キタムラトシヒロ


CAST

早乙女太一

黒川智花

木村了

窪田正孝

武田航平

中村倫也

橋本淳

坂本爽

中村誠治郎

杉山彦々

橋本望

RYO

伊﨑右典

川岡大次郎

木下ほうk



閑話休題、どっとはらい。-101017_0001~01.jpg

原作となっているゲーム・アニメを全く知らずに観に行ったのですが…面白かったです!!

最初、劇場に思った以上に年配の方がたくさんいらして…「乙女ゲーム原作なのに何で!? あ、親戚とかの関係者!?」と思ったのですが。

よく考えたら、太一くんがいるんですよね。

そうか、太一くんのファンの方々か、と。

彼が出てくる度にオペラグラス装備するオバサマを見て気付きました(笑)


今回は、毛利さんとキタムラさんという組み合わせと、太一くん・誠ちゃんが見たくて観に行った感じだったのですが…。

奇しくも「BARAGA鬼」と同じような時代を描いているのに、アプローチが全然違うっていうのもまた面白く。

新選組って、ホントに描き方イロイロできて、芝居にするには面白い題材なんだろうなぁと思いました。

パンフを買ったら、原作ゲームの絵が載っていたのですが…ホントに皆さんすんごいイメージ合ってる!!

土方…太一くん

沖田…窪田くん

平助…武田くん

斎藤…中村くん

佐之助…橋本あっちゃん

近藤…坂本さん

新八…誠ちゃん

源さん…杉山さん

島田…橋本望さん

山南…川岡さん

千鶴…黒川さん

風間…木村了くん

天霧…RYOさん

不知火…伊﨑くん

というキャスティング。

太一くんの土方は、若すぎるんじゃ!? とキャスト見た時は思ったんですけど…いやいや、すごかった!

太一くん個人の舞台も観に行ったことあるし、新感線の舞台でも観たことあったんですけど…。

個人の舞台の時は、女形も演じるし、どこか妖艶な感じで。

新感線の蛮幽鬼の時も、どちらかというと女形寄りだったので、殺陣も剣舞といった感じで。

でも今回はすごく「漢!」って感じでした。

キタムラさん演出の、ガッツンガッツンぶつかるような殺陣を見事にこなしてて。

で、やっぱりすごいなぁと思うのは…集団の中に居ても目を奪われると言いますか。

すごく『場』を作る役者さんだなぁ、と。

テレビで観るより、舞台で観た方が断然光ってます。やっぱり、幼い頃から板の上に立って、人の目の惹き方っていうのを知ってるからなんでしょうけど。

熱くて不器用で一本気な土方を好演してました。

誠ちゃんは、やっぱりちょっとイジられ役(笑)

「えっと…中村新八だったけ!?」なんて中の人ネタがあったりもしつつ、あっちゃん演じる佐之助と癒しコンビとなっておりました。


今回気になったのは、斎藤を演じていた中村倫也くん。

斎藤は左利きで居抜きをする…っていう設定でしたけど、彼は元々左利きなんでしょうか?

もし右利きなのにアレをやってたんだとしたら凄いなぁ、と。

ちょっと冷酷な感じのイイ声で、殺陣も綺麗で、格好いいなぁ~と思って観ておりましたラブラブ

あと、RYOさん!

申し訳ないことにオレンジレンジはまったく範疇外で、曲も全然知らないんですけど…何というイイ声!!!

低音で、聞きやすくて、シビれました~っ!!!

でもって、一人素手での立ち回りだったのですが、これまた格好良く。

もっと舞台の仕事やってもいいんじゃあ!? と思いました。


このお話は、新選組の史実を踏まえつつのファンタジーになっているようで。

とある薬によって、「鬼」と呼ばれる一族に近い「羅刹」の力を手に入れることはできるけれど、次第に理性を失って血を求めるようになってしまう、と。

今回は、土方と千鶴・土方と風間の関係にスポットが当てられていたので、諸々疑問な部分は残っていたりもするのですが…コレ、ゲームでは謎解けているのかなぁ?

乙女ゲームなので、きっと各キャラクターと千鶴が親密度を増していく日常みたいなのも描かれていたんでしょうけど、この舞台上ではそこにはスポット当たっていなかったので、どうしてみんなが、ある意味諸悪の根源とも言える薬の開発者の娘である千鶴を守ろうとするのか、土方が命までかけて「お前を守る」という約束をする意味とか、ちょっと観ていて置いてけぼりなところもありましたあせる

悔しいので、帰りがけに地元の中古ゲームショップでゲームを買ってみました(笑)

こういうシナリオ形式の、どうしても眠くなっちゃうので苦手なのですが(;^_^A 気になるので頑張って進めてみたいと思います~。


閑話休題、どっとはらい。-101017_1734~01.jpg

そういえば、どうしてこういうタイトルなんだろう~と思ってたのですが。

舞台ラストシーンで判明。

桜が降り注ぐ中、刃を合わせる土方と風間のシーン、すごく綺麗だったなぁ~。


カーテンコールでは、みんな和気藹々と肩を組んだり戯れながらな感じで。

客電上がってからも、鳴りやまないスタンディングオベーションにもう一回出てきてくれたりして。

かかる声は、太一くん宛のモノが殆どでしたけど…折角なので「誠ちゃん!!」と叫んで参りました(笑)

来年DVDが出るようですが…映像じゃなくて、舞台でもう一回観たいなぁ~。