すでに時は過ぎ
船橋オートレース場は閉鎖となりました。
オートレースHPもモバイルも
船橋のリンクは消え
5場のリンクになり、
山陽で新年度のレースが始まりました。
『船橋所属』
はなくなりましたが
それぞれに、新たな所属地で
『船橋魂』を
存分に見せつけ、
ロッカー内も
各一つ一つのレースにおいても
これまで以上の白熱した
見ているファンに熱くさせるような
そんなオートレースを期待します。






と、タイトルとは全く関係ないことを
頭に入れておきます。


さて、すでに終わってしまいましたが
伊勢崎で行われたGⅡレジェンドカップ
23期以前の選手のみの斡旋で行われた開催。
ロッカー内では出走表配りを23期がやっていたとか…
以前、川口でやっていた
名匠戦を今後は伊勢崎の記念にするのでしょうか?
若手のスピードレースもいいですけど、
ベテランのひとあじもふたあじも違う、
選手それぞれの持ち味を生かしたレースも
オートのちょっとした面白さだと思います。

天気は5日間ともに雨の心配はなく
全日良走路での戦いとなりました。
そうなればやはりそろい踏みしてきたメンバー

優勝戦メンバー

地元絶対王者、高橋貢選手
良走路ならやってくるだろうと思っていた
池田政和選手、浦田信輔選手。
きっちり揃って優勝戦。
時間あれば、伊勢崎まで行きたいところでしたが…
敢え無く撃沈。


優勝戦人気は、貢選手と浦田選手
そこに続く、池田選手という形。
まぁ…納得の流れですね。



注目のスタート!!
優勝戦スタート

0線は清水選手が抜群のスタート。
影山選手が遅れ、外から塚越選手。
10線はセンター位置、池田選手がばっちりのタイミングで飛び出してきます。
高橋選手も池田選手にぴったりとつけ、
浦田選手は少し遅れるも、進入でしっかりと伸ばしてきます。

1周1C

遅れ気味だった影山選手が、
青島、穴見の両選手を抑えて1-2Cを回っていきます。
ここへ外からかましてきたのが池田選手。
2Cで青島選手、穴見選手を捲り切り4番手位置

1周2C

更に車を影山選手の内へ向けていきます。
しっかりと伸びてくる池田選手。
BSで影山選手を抜き去り3番手に浮上。
高橋選手も内に青島選手、外に影山選手、
2車の間をうまく突き抜け4番手に上がってきます。
1周3C

3-4Cで塚越選手との車間を詰めてきた池田選手。
4C立ち上がりで、すかさず、塚越選手の内へ車を向けます。
1周4C

2周回HSで塚越選手を捌いた池田選手が2番手に浮上。
1Cでは、高橋選手も塚越選手のインへ突っ込みを入れてきます。

2C立ち上がり、
3番手に浮上した高橋選手の頭を
外に振って戻ってきた池田選手が抑え込み、イン強襲を防ぎます。

2周2C

更に待ったなしの攻めを見せる池田選手。
BSで清水選手をインからかわしてここで先頭へ浮上します。
2周BS

後ろでは、
大外からの不利を吹き飛ばす、浦田選手の長距離砲炸裂。
2周2Cでは、まだ6番手でしたが
3Cでは、4番手まで押し上げ、怒涛の追い込みを見せます。

先頭に上がった池田選手。
ここからはグリップ全開、逃げにかかります。
しっかりと大きめのライン取りに入り、清水選手との差を開きます。

清水選手も2番手キープで好走を見せますが、
高橋選手がそれを黙って許さない。
しっかりと態勢をを整え、
4周回1Cで清水選手のインを差し、3番手に浮上します。
2C立ち上がりでは浦田選手も、清水選手の内へ車を入れ、
3C進入で抜き去り3番手に浮上します。


そのすきにグングンと逃げる池田選手。
リードを3車身、4車身と広げていきます。

5周回3Cでは、高橋選手のインを浦田選手が強襲
5周3C

前輪はかかったものの、高橋選手もここは譲れません。
外からしっかりと受け止め、
4Cを先に立ち上がりがります。
逆に、ギリギリまで突っ込んだ浦田選手は4C立ち上がり若干外へ流れます。

後ろの競り合いを尻目に逃げる池田選手。
そのペースは落ちることなく、快調な逃げ。
大きなリードを作り上げました。

2番手高橋選手もさすがにこの差を詰め切ることはできず。
3番手浦田選手ももう一回高橋選手との差を詰めてきますが
攻め込むことはできません。


最終4C

最終4Cを気持ちよさそうに立ち上がってくる池田選手。
見事に先頭でチェッカーフラッグを受けました。


優勝 池田政和選手、準優勝 高橋貢選手、3位 浦田信輔選手でした。
池田選手の上がりタイム、3.387。

池田政和選手、優勝おめでとうございます。
これで、GⅡタイトルは、8回目の優勝となりました。
今年の初優勝、通算813勝目となりました。



いやいや、見事に決めてくれました、池ちゃん。
船橋所属ラストラン。
これを見事に優勝で飾ってくれるとは。

インタビューの中で、
試走から手応えありました。って、言ってました。
好調時ならよく聞いたような気もしますが、
最近では久しぶりな感が。
ここのところは高位安定ももう一つ欲しい感じだっただけに、
しっかりと合わせることができたんでしょうね。

ウイニングラン

優しい表情の池ちゃん。
川口でも、その表情を見せてください。
期待してます。


貢さん…
池ちゃんの変則?走法にしてやられましたね。
2日目の予選でも直接対決ありましたけど、
(貢さんダントツの1番人気)
ここでも、スタート先行、先攻めしていた池ちゃんに
何度も、何度も、頭を押さえられていました。
無理していけば、接触、落車になりそうだし…
至高のITバトル、選手権では貢さん
スーパースターでは池ちゃん。
そんなときもありましたが、
これからも、熱い走り期待してます。


浦っちゃん…
飯塚から送ったヘッドが初日に間に合ったみたいで、
いい走りを連日披露してました。
結果4連勝で優勝戦へ。
さすがに貢さんをかまし切って…は無理でしたが
ホントに最後まであきらめない走り
一旦は流れて3番手キープかと思いきや、
隙あらば、2番手狙いに行くその姿。
やっぱり獅子ですね。
船橋で雨の1着も見せてもらいました。
地元SGでの優勝、期待してます。



6場開催最終となった今節。
実況は、吉原アナでした。
プレミアムは、都合で、3日目以降は実況席につくことができず…
残念だったとは思います。
優勝戦終盤、いろいろこみ上げるものもあったんでしょうね。
それが聞いている私にも伝わってきました。
今後も、熱い熱い実況お願いします。