追記:YOUTUBEに
   閉場セレモニーがアップされましたので、埋め込みました。
   アップして頂いた、go17naptolemyさんありがとうございました。

プレミアムカップポスター

ついにその時がやってきました。
プレミアムカップ最終日、優勝戦。
船橋本場での開催最終日。
船橋オートが無くなる、その時が。
場外発売は本年度中はまだあるようですが、
本場開催はこれがラスト、
この地に爆音が響き渡るのも最後になります。

その最後を見届けようと集まったファンは13,000人を越えたとか…
スーパースターの時の客入りを遥かに上回るファンが集まりました。
ネット中継に映し出されるスタンドはほんとに超満員。
走路前からスタンド最上段まで、ファンで埋め尽くされていました。

最終日、
各レースが終わった後、
当初は希望選手だけだったようですが、
ウイニングランならぬ、ラストラン。
全選手が、ヘルメットを脱ぎ、
集まっているファンへ感謝の気持ちを込めて手を振りながら
外周を回っていました。

7R後のラストラン。
船橋支部、副支部長、早船選手はHSで車を降りて挨拶。
いろいろな思いを胸に挨拶をしていました。

そして10R後は池田選手も。
『7着でした、スミマセン』
と、のっけの挨拶…
プレミアム池田挨拶
プレミアム池田挨拶2
涙をこらえきれずも、
必死に冷静を装いながらの挨拶は感動ものでした。

プレミアム池田ラストラン
納まりきらない涙をぬぐいながらその場を去り、ラストランへ向かいました。


プレミアム池田第二スタジオ
そのあと、CS放送へ。
目は泣いた後だけに赤く…
それでも、何だか穏やかな表情にも見えました。
残念な気持ちでいっぱいなんでしょうけど。




プレミアム優勝戦選手紹介
6R発売中の優勝戦選手紹介。
船橋勢5名が優出はお見事でしたね。
『男泣き』は誰がやるのか…



ちょっと危ないシーンもありましたが
事故なくレースは進んでいき、
迎えた優勝戦試走。

1枠 青山 周平 3.28
2枠 木村 武之 3.29
3枠 永井 大介 3.27
4枠 中村 雅人 3.27
5枠 鈴木圭一郎 3.25
6枠 西原 智昭 3.30
7枠 東小野正道 3.34
8枠 荒尾 聡  3.27

1枠、スタート切って逃げるしかないとコメントしていた周平選手。
3枠の絶好位置、27の十分な試走が出た永井選手。
4枠、来期NO.1の実力は侮れない、勝負どころはスタートから決めてくる雅人選手。
この3選手に人気集中。

プレミアム ファイナル
プレミアム優勝戦メンバー

ついにラストレース、優勝戦の時がやってきました。
スタンドからは放送からでも十分にわかるぐらいの大歓声が起きています。

迎えた発走の時、
優勝戦スタート

飛び出しは、青山、木村、永井、鈴木選手が抜群の飛びだし。
チェンジのタイミングで木村選手が伸びきれず、
最内青山選手、かます永井選手、その外につける鈴木選手。
優勝戦1周1C

2C立ち上がり先頭で立ち上がるのは青山選手。
そこにしっかりとついていく永井選手。
内内小回りで何とか3番手を残そうとする木村選手。
が、タイヤがそのスピードに持ちこたえてくれなかったか?
木村選手が若干ふらつきます。
その煽りを受けたのが直後につけていた鈴木選手。
減速せざるを得なくなり、
外から荒尾選手、内から中村選手に捌かれ、6番手まで後退します。
優勝戦1周2C

序盤の攻勢。
最近のオートレースの必勝パターンとでもいうのでしょうか?
3Cの侵入で永井選手が、青山選手のインへ飛び込んでいきます。
優勝戦1周3C

が、これはちょっと回り切れず、
4C立ち上がり、若干外へ張ってしまいます。
そこを見逃さず、インを攻め込む青山選手。
逆転の先頭へ浮上します。
優勝戦1周4C

1枠ながらも28試走、
十分なタイムをたたき出している青山選手。
ここから再度逃げ体制を作れるか?
が、さされた永井選手もそこからしっかりと青山選手についていき体制を立て直します。
2周回2C立ち上がり、かかりがいいのは永井選手。
外目に車を出して、次のコーナーでの攻勢に備えます。
4C立ち上がり、青山選手が開けたそのタイミングと同じく
内へ車をねじ込みに行く永井選手。
ゴール線を越えるあたりでは完全に永井選手が内へ入り込みました。
こうなると青山選手はどうすることもできず、
3周回1Cで永井選手が先頭へ浮上します。
優勝戦3周1C

やられたら、やり返す、船橋魂。
今度は青山選手が、永井選手の外目に車を持ち出し、3C侵入で体制を作ります。
が、
幾多のSGでの経験を積んできた永井選手。
当然、やり返しに来ることは想定済み、
4C立ち上がり、
先には、行かせないよ!
と、言わんばかりに、左足を上げながらインを絞め、青山選手の攻勢を防ぎます。
そこからは立ち上がりのインをべったり絞める永井選手の走法へ。
外から揺さぶりをかけたい青山選手でしたが、
コーナースピードは永井選手のほうが上、
立ち上がりはインベタで行き場なし。
コーナーごとにインを狙う隙を見ていますが、
中々チャンスが訪れません。
6周回でもダメ。
それでも、もう一度体制を作り狙った7周回4C。
わずかに前輪がかかりそうになりましたが、やはり入りきれず。
最終2C立ち上がりでも、内へ車を向けようとする青山選手でしたが、
ここでも、無理。
インベタでも、スピード落とすことなく、先頭で逃げ切った
永井選手が、先頭でゴール戦を駆け抜けました。


優勝  永井大介選手
準優勝 青山周平選手
3着  中村雅人選手
でした。
永井選手の上がりタイム、3.361

永井大介選手、優勝おめでとうございます。
メンバー揃った中、さらに、いろいろな意味でのプレッシャーもあったとは思いますが、
見事な勝ちきりでした。
最高の最終日、最終レースになったことだと思います。

周平選手も惜しかったですね。
もう少しの合わせの差、
でも、そのもう少しがものすごく難しいんでしょうけど。



プレミアム優勝戦後記念撮影

それまでのレース後も船橋所属の選手がコースに出て、記念撮影をしていましたが、
優勝戦後は、8選手揃っての記念撮影。
前に船橋5選手、後ろに、荒尾、木村、東小野選手の並びでした。


プレミアム優勝戦ウイニングラン
そして、ウイニングラン。
ゴール線を越えて2C辺りでもガッツポーズ3回出るほど、
嬉しかった永井選手。
ウイニングランもいい笑顔でした。

そして、表彰式は、走路係員の待機場所の屋上。
なんでそんなところなんだ???
って、後で考えるとわかったような気がします。
プレゼンテーターに
森田千葉県知事、後、船橋市長も来てる。
屋上でも、県知事登壇後、
スタンドのファンからは『帰れ!』コールが
最後の最後、今節って県主催?
船橋オート廃止を決めた張本人ご登場では、致し方ないかな…と。
罵声、ヤジ、あるいは、ものを投げられる…
のを避けるためだったんでしょうね、おそらく。


永井選手もおもしろくなかったようで、
普段なら、賞金ボード受け取って、写真撮影タイムが少しだけあるはずも、
完全にボードを片手に持ったまま、そっぽを向く始末。

その後も、怒りが収まらなかったのか?
寄付の目録授与も、司会の水田さんの進行を待たずに行っちゃうし…


プレミアム表彰式3
でも、プレゼンター降壇後の賞金ボード掲げてのこの笑顔。
ほんとは、終始この笑顔前回の表彰式をしたかったんでしょうね。


そして、ついに閉場セレモニー。
再び、森田県知事登壇。
再び、スタンドから『帰れ!』コール。
その挨拶も、誰かが書き上げた原稿を読む挨拶。
自分の意志での言葉は一言もありませんでした。
政治に関わっていくようになるとそういう風になってしまうのでしょうか…

そして選手会会長、斎藤選手の番になった時に、
永井選手が、走路に降りる、マイクをそこにください、と、要求。
外線に沿って、斎藤選手、永井選手を中心に
今節参加した選手、そして、船橋に従事した関係者の皆さんが並ぶ。
閉場セレモニー1

まずは、斎藤選手会長の言葉、
そして、続いて永井船橋支部長の言葉、
ここを無くしたくないこと、
ファンへの感謝の気持ちを熱く語っていました。
これ、どなたかCS録画していた人がYOUTUBEにアップしてくれることを待ちます。
ここで、言葉足らずで書くよりもじっくり見てほしい。
そう思いました。
(YOUTUBEにアップされてたので、下に埋め込んであります)

そして、そこに参加した全員が走路内を回って退場。
まだまだたくさん残っていたファンへ丁寧に挨拶している選手たち。
寂しい思いで放送を見ていました。




2016年3月21日
この日で、船橋オートは閉場となりました。
私が、オートを好きになってからこんな大きな出来事はありませんでした。
オートレースは、6場。
これが当たり前だと思っていました。
いうほど大きな思い入れがあるわけではありませんが、
このアメブロで好き勝手に書いていながらも、
それをきっかけに、船橋でも、オートもさんと数多くご一緒させて頂きました。
とても楽しい時間であったことは確かです。
今後、他場で、それをやることはできても、
もう、船橋ではできないと思うと、少し残念です。
船橋には、船橋の良さがありましたから。
堂前さんもあんちゃんも言ってましたが
船橋オートは今日で終わりですが、
オートレース自体が、なくなるわけではありません。
勿論、これからも、オートレース大好きのスタイルは変わりません。
ま、もう少し、本場に行く機会を増やしたいとは思いますけど…



さて、
今節、ご贔屓4選手揃って斡旋でしたが…
全員準決敗退…
最終日、揃って10Rに出場。
いつか優勝戦に4人揃って乗ってほしい。
そしたらBOX買いします(笑)

プレミアム選抜戦

こんな枠組み。
池田=貢で売れておりました…

が、スタート後1C侵入、
持って行きがもうひとつだった池田選手。
早川選手に鼻っ柱を抑えられ、あわや接触…
4日目、田村選手と森選手が接触した場面と同じような光景が…
が、間一髪の池田選手の減速回避で落車は免れましたが、
最後方スタートとなりました。
一方で、先頭争いをしていた貢選手。
その捌きには、感心しました。
狙いすましての切り返しからのイン差し、
勢い余ってしまいましたが、やられても、冷静にやり返す。
優勝戦でその雄姿を見たいと思います。

道中、貢選手のインを差し込んできた浦田選手。
いくら浦田選手の腕をもっても、29と35の差は埋めきれませんでしたね。
車は悪くはないんでしょうけど、
もう一つ上が欲しいところなんでしょうか???
3日目、雨の湿走路。
気迫のトップスタートからの6周回逃げ切り。
目の前で見せていただきました。これには、ただただ驚くばかりでした。
これからは、0オープンの湿走路は、要注意と頭に入れて置きます。

早川選手もいいスタート切れるようになってきました。
一時期のどか遅れはないし、かなりの確率で枠なりが出るようになった気がします。
後は、勝ち切るレース運び。
ただ、無理しすぎると反妨もらっちゃうから気を付けてほしいですね。






ひとつの節目の日
今後、こういう節目が来ないことを祈ります。
むしろ、6場に戻る、いい節目がやってきますように
ラスト

船橋オート関係者の皆さま、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。