待ちに待った浦田信輔選手の1000勝目。

ついに、ついに、そのときがやってきました。


祝!!! 浦田信輔選手 1000勝達成!!!



2013年(平成25年)6月6日(木)

飯塚オートレース場

千鳥屋本家杯 GⅡダブルチャンピオンシップ

2日目 第12レース選抜予選にて。


史上21人目の1000勝レーサーの誕生となりました。

ちなみに、1000勝までの期間は史上3番目になるそうです。

(NO.1は飯塚将光選手の18年7ヶ月8日、NO.2は秋田敬吾選手の19年9ヶ月)

浦田選手は19年11ヶ月4日


2011年に貢選手が1000勝を決めて以来のことになりました。



浦田選手の900勝は

2011年8月16日の同じく飯塚での開催。

ここで900勝目の区切りをつけました。


その年の年末、そう、スーパースター王座決定戦。

優勝戦を前に、『出来あがった!』

のコメントが今でも頭を離れない、その戦いで、

SGグランドスラムを決める優勝を飾りました。


着々と1着を積み重ねてきた浦田選手。

いよいよそのチャンスが間近に近づいてきました。

2節前、

完全Vを決めて、998勝目

前節、初日に1着を決めて999勝目。

ついにリーチをかけました。


が、が、


これがプレッシャーなのか?

はたまた、

この壁はとてつもなく大きいことを象徴しているのか・・・

2日目には、丸山選手の大逃げを捕らえられず。

3日目、危ぶまれた天気は持ちこたえたものの、

松尾隆広選手を捕らえることが出来ず。

4日目、優勝戦。

無念の雨、湿走路、さすがに優勝戦に乗ってくるメンバー相手では

湿走路攻略にはならず。

1000勝達成は次節持ち越しに。


そして今節、GⅡダブルチャンピオンシップ

初日は11R。

私個人的には、浦田選手に勝ってください・・・と言わんばかりの番組に見えました。

試走31。十分だと思いました。

が、高林選手を追い込んでいった5周回2Cの立ち上がりのひとスベリ。

これで、最後の大砲はないと思いました。

それでも、最後のゴール線、ちょい差しを狙っての動きは

1000勝を、いや、1着を諦めていなかったのだと感じさせてくれました。


そして2日目、12R選抜予選に。

0-10の短ハンデ戦。

が、じか内には、前回覇者、青山周平選手、そのうちには有吉選手、篠原選手。

いずれも好調、上昇中の選手ばかり。

周平選手が、試走30の1番時計。浦田選手は31の2番時計。


序盤はスタート一発、好ダッシュを決めた篠原選手が主導権。

有吉選手もしっかりと好位置キープ。

周平選手は外ぶん回し。

その後ろから、虎視眈々を状況を見据える浦田選手。

2周回4Cで、有吉選手をインから捌いた周平選手。

そのまま外へ持ち出したところを浦田選手がインを伺うも、3周回1Cでは周平選手が先行。

勢いそのまま、先頭篠原選手へ襲い掛かります。

3C、少し長めの距離を飛び込んだ周平選手。

篠原選手をパスしたものの、流石に勢いあまって4Cで外へ流れます。

そこをすかさず、差し返しにいく篠原選手。

さらに、ここを見逃さない浦田選手。

篠原選手の内へ車を入れてきます。

インからインへ、お得意のラインを使って4周回1C、

2車狩り敢行、浦田選手が先頭へ躍り出ます。

そこからしっかりと後ろを引き離しにかかった浦田選手。

篠原選手と周平選手がサイドバイサイドの攻防。

これが1周半続きました。

何とか捲りでねじ伏せた周平選手でしたが、残すは1周回。

それでも、30機力で浦田選手との差を詰めてきましたが、距離が足らず。

そのまま、浦田選手が先頭でゴール線を駆け抜けました。



1993年のデビューから20年。

ついにそのときがやってきました。

21人目の1000勝レーサーが誕生しました。


常勝軍団を率いる総帥。

周平選手の登場で、若干その勢力図を塗り替えられてきている今。

これを機に再び、蘇って欲しいものです。

西の飯塚、東の船橋。

そこへ他場もわれこそはと挑みかける。

そんな切磋琢磨するオートレースであって欲しいですね。



あ、話が脱線しました。

1000勝は意識せず、とのことでした。

本人が意識せずとも、周りは今か今かと待ちわびておりましたよ。

勿論、これは、通過点だとおもいます。

1100勝、1200勝、1500勝と1着をこれからも積み重ねていって欲しいと思います。

次の区切りは・・・・100Vですね、期待して待ちたいと思います。




と、昨日、ここまで書きましたが、記事アップできず・・・・

改めて記事アップしました。

準決は・・・残念でした。