単なる密室殺人や館ものではなく、ミステリーというジャンルの前提・約束事を物語の中で意識的に扱う点が最大の特徴です。

 

登場人物がミステリーの定石や過去の名作に言及し、それが事件や推理に絡んでくるため、読者は「物語を読む側」でありながら「ジャンルを考察する側」にも立たされます。

 

ミステリー好きほどニヤリとさせられる仕掛けです。