桜、咲いて・・

「大正の鶴R I S I N G熟成純米(朝日・雄町米)2017BY」


純米燗金太郎です。


桜の蕾もほころんで、

いよいよ咲き始めましたね!

当店から見える山では

「山桜」が映えています。




今夜の晩酌は、落ち着いた滋味深い熟成酒の燗酒をやりながら、花々を愛でるとしましょうか。


「大正の鶴R I S I N G熟成純米(朝日・雄町米)2017BY」

(滋味深く落ち着く)

黒糖の様な熟成香はわずか。米の旨味は凝縮し、落ち着きがあり、滋味深い。奥行きあるふくざつな味わいで、酸が立ち、全体を引き締める。岡山県の落酒造場の水は、中硬水であるがゆえに、一般的には、もろみの湧きが旺盛で味が多くなる傾向があるともいわれるが、あにはからんや、綺麗な酒質で、スッキリとした透明感がある。造りの強さを証明している。

燗につけると、旨味がまして、キレも一層よくなり、すべらかに呑める。

https://donsayo.buyshop.jp/items/44603608



「山吹色の純米酒が美味しそう・・って変??」


花見酒には「山吹色の純米酒」を燗につけ晩酌をしたいですね。

また「妙なことをいう酒屋だな」と言われるかもしれませんが、これ大事です。

確かに炭でろ過して透明にした清酒がほとんどでして、これらのお酒が劣化すると黄色く変色してくるのも皆さんご存知だと思います。

ですが、本来、日本酒というものは山吹色なのです。なのに見た目が悪いから炭でろ過して透明にします。

そしてもう一つの要因は炭でろ過することにより雑味をとり除くためです。もちろん雑味とともに日本酒の肝ともいうべきお米の旨味成分も取り除かれます。つまり搾った酒の味に自信がないので、炭を使いさし障りのない味の酒にしようとしている行為なのです。こんなのが美味しいわけがないのです。

一方、醪を完全発酵させ(強健な酵母を育てると、醪を搾る直前まで死滅せずに「米」を「でんぷん」から「糖」へそして「アルコール」に変化させ続けるので、醪の糖分がどんどん減少し、どんどん辛口になっていきます。その甘辛の指標である日本酒度が+10以上の超辛口になることもざらで、日本酒度の+表示の数字が高い純米酒ほど強健な酵母だったとも考えられます。ただし醸造用アルコールを添加したお酒は別ですよ。アルコール添加するほどいくらでも辛口にできるのですから。)

杜氏さんが自信をもって搾った純米酒なら、無ろ過にするか、軽くフィルターろ過するだけで、炭をかけて肝心の日本酒の旨味や個性を取り除くような野暮なことはしないのです。

また、山吹色は熟成度合のパラメータにもなりますもんね。

だから私は、透明な日本酒を見ると、すごく不安になります。「このお酒って絶対美味しそうには見えないだよなぁ。」という逆の観念に支配されてしまうのです。そういう意味で、「山吹色」の純米酒を選んでみてください。でも日本酒の瓶の多くは透明ではないので、これも見た目では確かめられませんので、店主に聞きましょう。


お酒を電話で取り置き予約もできます。

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播州佐用の酒屋

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マスコット 純米燗金太郎

店主 純米燗伝道師 赤松儀和

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