たっぷりの熟成感

「睡龍(久保本家酒造・奈良)」


日曜の午後、いかがお過ごしでしょうか?

10月にはいり日に日に陽が沈む時間も早くなり秋の夜長へと向かっています。

そんな「秋の夜長」にうってつけの熟成酒といえば・・・


奈良の久保本家酒造が醸す「睡龍(すいりゅう)」です。


なんといっても、現在のレギュラーの「純米酒」が

「H27BY(平成27酒造年度)」の醸造ですから

まさに熟成古酒の宝庫です。

そして「加藤杜氏」の洗練された「きもとづくり」の技は圧巻で

「きもと純米」「きもとのどぶ」など、辛口へ振り切った「完全発酵」の造りの強さに打ちのめされます。

是非、秋の夜長はキレッキレの睡龍の燗酒で癒されましょう。


今日は、そんな「睡龍」の面々を紹介します。


久保本家酒造の「睡龍」のラインナップ

https://donsayo.buyshop.jp/categories/3444042



「睡龍 純米 H27BY」

ほのかに黒糖にも例えられる熟成香がある。熟成の米の旨味を感じつつ、まだまだ若い酸が、キレ良く辛口へと導いていく。まだ余韻には渋味もある。

時間と共に移ろいゆく味わいの中で、まさに、この一瞬しか味わえない、その味わいを愉しみたい。そんな気持ちにさせる。

https://donsayo.buyshop.jp/items/44603556



「睡龍 きもと純米 H25BY」

黒糖・ナッツにも似た熟成の香りが強く、食欲をそそられる。私だけかもしれないが・・(笑) 兎に角、香りはバリバリに熟成感を漂わせている。

口に含むと、その香りに違わぬ古酒特有の凝縮感あふれる強い旨味が立体的に現れる。口中で温度が高くなってくると、酸がたち、余韻はスッキリとはねる。透明感のある睡龍の古酒の中で、この古酒は、熟成過程が少し異質に感じる部分もあるが、この濃い旨味が集積する熟成感も個人的に大好きだ。

燗につけたときの熟成の旨味の凝縮感は堪らんね。

https://donsayo.buyshop.jp/items/44603557



「睡龍 きもとのどぶR3BY仕込み7号」

加藤杜氏をはじめ蔵人の皆さんが、この「生もとのどぶ」を呑む為に酒造りを行っていると言っても過言でない睡龍を代表するきもと仕込みの辛口にごり酒。

透明な上澄み部分は、まろやかで奥行きある昆布だしのような旨味が前面に出る。のち、酸が立ち、スッキリと下のどごしだ。なにかリッチな心地になる酒質だ(笑)

にごり成分(澱)を絡めると、今度は柑橘系の酸が旨味を覆い隠すような勢いで一気に主張する。酸っぱさの後に旨味もふくらみ乳酸菌飲料を彷彿させる。

燗につけると、旨味がより凝縮して全体のまとまりが良くなる。変幻自在の酒質で面白い。

https://donsayo.buyshop.jp/items/65592803



【薀蓄コーナー】

「にごり酒(きもとのどぶ)を幅広く愉しむための呑み方講座」

当店で紹介する「純米にごり酒」は、基本的に「燗酒」でも、「冷や(常温)」でも、「冷酒」でも、幅広い温度帯で愉しめる辛口のにごり酒です。

呑み方は、まず・・・

1.上澄みの透明な部分だけを味わい、その後、

2.澱(おり・にごり成分)を絡めて味わい、

3.温度を変えて(冷酒から燗まで)味わい、

4.時間の経過による味の変化を愉しんだり・・・

等々、いろいろ試しながら呑んでいただくと、愉しみは5倍、10倍に広がります。きっと、ご期待にそえる味わいを引き出せると思います。

例えば「ソーダ」と「きもとのどぶ」をお好みの分量で割った「どぶハイ」もスッキリと呑めますし、氷を浮かべて「ロック」も良いでしょう。

とにかく枠にとらわれず、色々と遊びながら愉しんで呑むことが「にごり酒」の醍醐味です。

「にごり酒」とは言え、本領を発揮するのは、やはり燗酒です。

ぜひ燗酒で呑まれることも強くお奨めします。

きっと、新しい日本酒の世界が開けますよ。


お酒をお電話で取り置き予約もできます。

リンクから純米燗伝道師がお薦めする純米酒の詳細情報をご覧いただけます。

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当店webショップ3店舗の紹介


○純米酒のDON  Yahoo店

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播州佐用の酒屋

赤松酒店(地酒のDON)

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  赤松儀和

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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4

℡ 0790-86-1235

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