ちょうど10年前の今日に作ったウィッグがあります。
作ったといっても型取りではなくて、受け取った日。
息子がまだ6ヶ月でじっとしてないし、心臓が悪かったからあまり外にも出したくなくて、出来上がったウィッグのカットを実家でやってもらいました
母も部分ウィッグを買ったから一緒にカット。もあったけど、実家なら私がカットしてる間、別の部屋で息子を見てもらえる。洗い方とかもうちはマンションだったので洗面所に2人立てるスペースが無い
実家なら広さがあるので実家で願いをしました。
それに対応して貰えたスヴェンソンさんの対応は有難かった
できるだけ時間がかからないように2人で来てくださって、ある程度長さを決めてからはお任せでカットして貰いました。髪の毛が周りに落ちるからお任せした後は息子と待機。
その間にもう1人の方が母のウィッグを合わせる。
って感じで少しでも時間がかからないようにして下さいました。
ちょうどカットしてもらい始めた時からなんか目眩の様な横揺れがしてる
出産してから目眩がする様になってたから、またいつものかな？って思ってましたが、それにしては感覚がなんか違うし時間も長い
お任せした後に別の部屋でテレビを見て地震を知り、画面に映る光景に唖然としたのを覚えてます。
それが関東大震災でした。
その時に作ったこのウィッグは今では使ってはいないです。今は普段使いしてるのはミディの長さだし、この子はショート。
そして少しでも長く使いたくて毛量はMAX！ベースも2重にしてもらってるのでめちゃくちゃ暑いんです
そしてお値段50万円
あの頃は脱毛症割引きの適応なんかも無かったし、それまでに作ってたウィッグは全てフルオーダーで70～80万円する物
24時間つけっぱなしにできる様なウィッグで初めは自毛に編み込み。
編み込む毛が無くなってからはボンドとマジックテープで固定！ウィッグをとっても頭にはマジックテープが残ってる状態なので、寝る時もウィッグをつけて寝てたのでウィッグがダメになるのも早かった
だいたい3年で増毛して(増毛で8万)もう無理ですよ
のぎりぎりまで使っても5年も持たない。
その繰り返しをしてました。
そんな生活だったので旦那さんに結婚してから素頭も見せてないし、寝る時に外すウィッグはこの時から使い始めました。
だからといってすぐに素頭見せた訳でもなく、暫くは寝る時もニット帽を被ってましたけどね🥵
結婚式前に結婚式には毛量が少なくなって傷んでるウィッグでは無く、新しいウィッグでどうしてもやりたくて、結納金も半分以上ウィッグに消えました
だから50万も安いと思えたんですよね。
そして中は形状記憶。今なら同じ形状記憶でも、もっと良いのが出てるんだろうけど、あの時は画期的に思えた
今でも安定感は抜群だったりします
ちょうど出産した時に切迫早産になりかけて2ヶ月間入院してた事もあり、長期入院で病院代はそんなにかからず、でも女性入院特約の分も保険金が降りたからちょっと小金持ちだったのもウィッグを変えた理由。
病院で寝てるだけなのに旦那より稼いでた嫁
そんな色んな事が重なり、たまたま病院で見つけたスヴェンソンさんのカタログを見て、母に話を聞きに行ってもらい作りました。
ほとんど使わないけど、たまにお手入れをします。
使わないならお譲りしたいんだけど、私の頭の形で作ってるのと特殊過ぎるベースな物でね💦
重さもかなりあるので首凝り半端ない💦
今でも毛量多い目のウィッグを好んでしまう所もありますが、流石にここまでのウィッグは作りません
それも今だから言える事！あの時はこれが自分の中ではベストだったんですよね😅
今ではもっともっとお手頃でも素敵なウィッグに巡り会えたし、アレンジなんかもしてますが、この頃の私はウィッグでヘアアレンジできると思って無かったんです
ブログを通じて本当に色んな事を知る事ができてウィッグ生活もかなり進化しました
まだまだお世話になるウィッグ！
初心を忘れない為にもこの子だけはなんとなく捨てれないというか捨てる気も無い
ウィッグに関しては人毛MIXを使ってみたりファイバーのみにしてみたりと色々と手を出しましたが、私はやっぱり人毛の手触りが大好き
もし私が普通に髪の毛あったとしてもこんなにさらさらの髪の毛ではなかったんでは無いのかな
って思うと、髪の毛が綺麗なだけで若く見えるし、白髪も出ないからその点でも歳よりも若く見えるのではないかな
って勝手に思ってます
真っ黒の髪の毛がほんとは好きだけど、40歳を超えると真っ黒ってかえって変
ちょっと明るいぐらいのブラウンの方が自然な事にもやっとこ気づきました。
真っ黒の綺麗な髪の毛は20代までですね
年齢によってもウィッグって変えていかなきゃダメなのかもって今は思ってます
話は完全に変わりますが、10年前に関東大震災があった事。この事もまた忘れちゃだめな事ですね
テレビを見ながら色んな事を思い出してます。
最後まで読んで下さりありがとうございました🙇
↓
