今書いている作品の冒頭部分……![]()
気が向いたので、取り敢えず載せてみました![]()
自己満足で載せただけなので、読んでくれればありがたいです。
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力也は新しいケータイを手に、気持ちが紅潮していた。
アニメをリアルタイムで見たいが為に友達のカラオケへの誘いも蹴り散らかし、コンビニと出前のバイトを2ヶ月頑張ってやっと買った、しかも新機種だ。
ワンセグ付きを初めて手にした嬉しさに、力也のテンションは最高潮。
今、力也はどんな暴言を吐かれてもニコニコ笑っていられるだろう。
「あ、そろそろ始まる頃だ」
アンテナを伸ばし、ぎこちない操作でテレビのチャンネルを変えていく。
……とその時、
「うわっ! 俺のケータイ……」
力也は思わず誰もいない川の傍で叫んだ。
チャポン……。
力也の思いとは裏腹に、ケータイは軽い音をたて無残にも水面下に引っ張られて落ちていく。
まさか自分のケータイが入水自殺するとは思わず、力也はその場に手をついて倒れ込んだ。
因みに、力也のケータイには防水機能という便利なものはついていない。
そんなもん必要ないし、とわざと選ばなかったのだ。
(くそー! こんな事なら防水ついた方にしときゃよかった……)
力也はさらさらと流れる川を呆然と見ながら、自分の愚かさにイライラしながら大きな石を力一杯投げつけた。
思えば短い一生だった。
下校途中の悲劇……前方の大きな石!
この石に躓かなければ、今頃オープニングが終わり本編を前に気持ちが最高潮に達していたはず。
あーあ。
ついてない、……っつーか厄日だ。
既に水没したケータイを拾う気力もなく涙で見送りながら、力也は明日からの事を考えた。
どうしよう。
あれには俺の大事なものがたくさん詰まっていたんだ。
友達の情報はもちろん、アニメ情報や、イベント情報。
声優さんのプロフィールまでこと細かに書き記していた。
いわば、力也の情報の宝庫だった。
昨日まで持っていたケータイは、既にケータイ屋に回収されてしまった後だ。
(あー、こんな事ならバックアップ取っときゃよかったっ)
後悔先に立たず。
してしまったことを、あとになって悔やんでも取り返しがつかない。
昨日、国語の小テストで出たばかりだ。
力也は濡れた土を握りしめ、やっと倒れた体を起こした。
その時。
(あれ?)
こんなところにケータイ屋があったっけ?
力也は目をこすってもう一度その店を見た。
ちなみに続きは公開しません……あしからず。
(↑もうこれ以上読みたくないだろ
)
へう犬( ´艸`)
