今日の里香先生のインスタより。

 

 


わたしが風舎に逃げ込んで、
心理学レッスンを受け始めて、
先生とのやりとりで最初に、
わたしに言い聞かせるように
もらった言葉がタイトルにも書いた、

これでした。

今やクローブにも書いてもらって笑



最初に相談に行ってた頃も、
レッスンに通い始めた頃も、
ちっとも先生の顔を見ないわたし。

あの頃・・・
あまりよく知らない人の
顔を見て話すのが怖くて。
つい、うつむく癖があった頃。

ふとした時に顔を上げるといつも、
先生は首を右に傾けていて。

先生の癖かな?

なーんて、思っていたら・・・

「Yさんいつもうつむいているので
 顔を見ようとしていただけです」

って言われて思わず笑って。

後日先生からこんなメッセージが。


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顔を上げて相手を見ること。
目を伏せていては見逃します。
自分の自信のなさや自己否定に
ひっばられていると気づいたら、
顔を上げることです。

純粋さと繊細さを
持って生きるというのは、
とても大変なことだけれど
ちゃんと顔をあげて生きると、
たくさんの素敵なことに出逢える。
なんといってもセンサーが優れているから。
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先生に教えてもらって知ったこと。
それは・・・

わたしの母は
複雑で不幸な環境に育った
バリバリのAC(アダルトチルドレン)。
だから子供の頃から母のその
感情の揺れをずっと敏感に
感じとって育ってきた。

そしてかつ、
先生には褒められるくらいに、
HSPで人の感情にとても敏感で。
これは育ちよりも
生まれつきのものらしく。

この2つの影響からか、
特に負の感情には
とても敏感で察知しやすい。

HSPの人ならわかると思うけど、
これはこちらから気にする、
というよりも勝手に
入ってくる、流れてくる、
そんな感覚に近い。

先生は花粉症の人に例えて、
「自分では防げないものだから、
 気にしなければいい、は通じない」
と教えてくれて。
初めてそんな風に言われて
その上で対処法を教えてもらって、
とても安心したのを覚えてる。


そしてこれは先生との
メッセージのやりとりで
わかったことなのだけれど、
わたしは対面の場面だけではなく
メッセージなんかのやりとりでも、
ちょっとした言葉や文面の変化で
相手の感情の変化を読み取ってしまう、
そんな技をもっていて。

もちろん、普通の知人には
そんなことは指摘しないんだけど、
先生にはよく感じたことを
そのまま返すようにしていて、
それでよく最初はびっくりされてた。

大人になり社会に出て、
知らない人との関わりも増えて、
いらぬ衝突をさけるためにも
入ってきた負の感情にはあえて
スルーして気付かないふりをする、
そんな技も身に着けて生きてきたし、
鈍感な振りさえすることもある。

だけど仲良くなった友人には
やっぱりバレることも多いし、
昔10歳くらい下の友人に

「鈍感力」

という本をもらったことがあって。
そんな本を読んだところで
勝手に入ってくる人の感情に
鈍感になんてなれるわけもなく、
本当は人との付き合いなんて、
嫌で嫌で仕方なかった。

だけど若い頃に年上の人から言われた

「あなたはもっと人の中で磨かなきゃダメ」

っていう言葉がずっとあって。
嫌でもしんどくても傷ついても、
自分なりに自分から、
人の中に飛び込んできた。

だけど磨くってなんなのさ??
わたしの何をもって、磨くのさ。
そんな疑問さえわいてくる。

結局こんな自分がダメなんだ。
ずっとそう思ってた。

そして好きな人や気になる人の
負の部分や感情が入ると
好きなもんだから無視できずに、

「それは何?!教えて!!!」

と、閉じられた扉を必要以上に
ドンドンと叩いてしまう。
これは凸凹特性の影響で、
衝動が止められない、
そんなことも影響していたらしい。

だけどそれで、
人との関係がおかしくなったり。
そんなことを繰り返していた。

最初に心理学レッスンで習った、
意識1割、無意識9割のこと。

相手の無意識下にあるものに
気づく能力が高いわたしに先生は、

相手が気づいていない
「無意識」という領域、
それは傷だから
触れると痛いんだよ、
痛いから触れちゃダメなんだと、
そう先生に教えてもらった。
痛いなら触れちゃかわいそうだな。
そう、スーッと入った。

それから心理学レッスンや
先生との友人としての交流のおかげで
ずいぶんと色んなことを学んで、
自分のしんどかった感情にも
対処できるようになって、
自己受容も進んで、
心の視界がずいぶんと開けた。

ずっと抜けなかったうつむく癖。
なぜ、うつむいていたのか。
なぜ、今うつむかなくなったのか。

先生のおかげで知ったのは、
わたしの根底にあった人への怖さは、
ただの自己否定だった。

そしてその、
ずっと嫌だったこの敏感さを先生は、
「優れたセンサー」
そう言って大切に思ってくれた。

確かに今も、
飲み会の時なんかにふと、
他人の負の感情が入ってきたり。
そんなことも多々ある。
相手が笑ってようと関係なく。
もやっとしたものに気付いてしまう。

うわっしんどいやつ・・・

ふと思っちゃう。
だからつい、
それを避けるように
麻痺させるように、
急いでお酒を飲んで
酔っぱらって寝てしまったり。
そんなことも、まだあるけれど。

せっかく先生が褒めてくれた
「優れたセンサー」
大事にしなきゃ、って今は思ってる。

今目の前のこの人が
わたしに聴いてほしいこと。
それはなんだろう。

耳を澄ませるように
心を傾けて
今自分に出来ることをしよう。

そう思えるようになった。
そしたら、

顔を上げて生きること

その大切さがわかるようになった。
格闘技だって相手を見ないと戦えない。
防御も出来ない。次の一手も出せない。

人生も、同じなんだね。