この前の練習の時に、
着替えて更衣室から出てきたら、
お父さんについてきた小さいこどもが
トコトコトコってわたしの前にやって来て、
わたしをじーーーーっと、見つめてきた笑

「うん?こんにちわ(⌒∇⌒)」

って言うとその子・・・

「女子、ですか??」

って。
( ^∀^)ゲラゲラ
めっちゃ単刀直入に聞かれた!
( ^∀^)ゲラゲラ

「うん、女子やよ?え?わからん??」

「わからなかった!!」

そう言ってキャッキャと走り去った。

あはは。
子供って素直。
単刀直入に聞かれると気持ちが良い笑

そして何の迷いもなく、
女子だと答えてる自分にも、
少し感慨深いものがあった。


何度か書いてるけど、
わたしは言わゆる、
セクシャルマイノリティ
と、呼ばれるジャンルの人になる。

性別でいうと
生まれも身体も女子だけども。
見た目は男子っぽくもしてるけど。

心の性別で言うと、
両性
ということになる。

ジェンダー的には
Xジェンダーとかノンバイナリーとか
色々言い方があるんだけど、
同じXジェンダーの人でも、
無性、両性、中性と色々あるのね。

わたしの知人には、
身体と戸籍の性別を変えていわゆる
トランスジェンダーなんだけど、
心の性別は真ん中だ、
という人もいるのね。

わたしはずっと自分の中で
中性(つまりは真ん中)
ということにしてきたんだけど、
2年前に受けたカウンセリングやら、
レッスンの中で受けた心理テストで
両性
ということが判明して、
受け入れるのには少し時間がかかった。

だけど、それで合点がいったというか、
あぁなるほど、だからだったのね、
っていうことがたくさんあって。
自分で納得もできた。


多重人格(解離性同一性障害)だと、
自分の中に複数の人格が存在して、
切り替わったりする状態だと思うんだけど、
わたしの場合、正確に言うと
人格ではなく、性別が、
自分の中で常に2つ存在してた。

だけどわたしが持つ、
女性性にも男性性にもそれぞれ、
性格的なものが若干違っていて、
これまたややこしいけど
それぞれに2種類、以前は存在していて、
これもまた、先生のところで受けた
心理テストによって判明したことだった。

両性Xジェンダーあるあるだけど、
下手したらしゃべり口調まで変わってしまう、
若い頃はそんなことがよくあった。

ま、しゃべり口調は社会人としては
コロコロ変えては具合悪いので笑
社会人としての話口調
というものを身につけたんだけどね。
話口調は普段と違う、というのは、
これはある程度だれでもそうだけど、
両性Xジェンダーの場合、

女性的な口調と態度
男性的な口調と態度
社会的な表向きの口調と態度

というのが存在することになる。
そして私の場合、性別×2の性格、
みたいなややこしい感じだったのよ。

あはははは
普通に書いてるけど、
え?もしやわたし、
やばーーーいやんか?
( ^∀^)ゲラゲラ

ま。

気軽に読め笑


特に自分の女性性の部分は
ずっと押し込めて排除を
してきたつもりだったので、
色々メンタル的にやばかった2年前は、
その押し込めてきたものが限界だった、
そう思うんだよね。

だけどさ。
受け入れて自己受容ができて。
どのわたしも好きだと言ってもらって、
わたし自身もどの自分も、
中々いいじゃないかと思えて、
そうなると気づいたら、

女性性と男性性の真ん中に、
自分と言う性格がちゃんとある、
そんな感じになってきた。
うまくは言えないけどさ。

今はどちらかというと、
ADHDである自分の特性から来る、
自分の性格的なものの方が、
自分にとって大切したいって、
思うようになってきた。

そうなるともう、
自分と言う芯が真ん中にあるんだし、
女子っぽくても男子っぽくても、
人から自分がどう見られてるかなんて、
そんなことはもうどうでも良い。

わたしをただの女子じゃん、
って見る人がいても、
わたしを男っぽいって思う人がいても、
どっちなの?って思う人がいても、
それはそれでその人の大事な目線。

両方あるのがわたし。
ただそれだけ。

そう思えるようになったら、
練習中も心置きなく、
「楽しそう」
っていう人がいるくらいに、
笑えるようになった。

もう心の鎧はいらないのだ。

心置きなく楽しいを楽しむ。
大いに笑う。

わたしはわたしという、性別。

なのよん。