里香先生がかつてわたしに、
こんなメッセージをくれました。
わたしにとって、
宝物になっている言葉です。

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顔を上げて相手を見ること。
目を伏せていては見逃します。
自分の自信のなさや自己否定に
ひっばられていると気づいたら、
顔を上げることです。
純粋さと繊細さを持って
生きるというのは、
とても大変なことだけれど
ちゃんと顔をあげて生きると、
たくさんの素敵なことに出逢える。
なんといってもセンサーが優れているから。
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人の顔を見て話せなかったわたし。
かなり慣れた人でないと無理だった。
カウンセリングの時、
心理学レッスン後の雑談の時、
ずっとうつむいて話すわたしの、
表情を見ようと先生はいつも、
少し顔を右に傾けていて。
わたしは「先生の癖かな?」
なんて思っていたら、
わたしの表情を見る為だった笑

そんなわたしが心理学を習い始めて、
先生がくれた言葉が上の言葉でした。

嬉しかった。今も宝物。

先生はいつもわたしに、
「優れたセンサーを持ってる」
そう、言ってくれる。
HSPなので確かに人の何かに敏感。
だけどそれ以上に、
人の心の動きや奥底の部分を
察知するのにたけてるのは、
先生や先生のお友達セラピストさんを
通して知ったことでもあった。

そしてこのセンサーは将来、

支援職を目指すのに役立つはずなのだ。


自分のセンサーを信じよう。

それからそう、
思えて生きれるようになった。

人の輪に入れないんじゃない。

何かを察知して自分を守ってる。
わたしはわたしを守って良い。

今はそう思えるし、
忘れそうになった時はいつも、
先生の言葉を思い出して、
そうだそうだ、そうだったよ。
わたしのセンサーが今は違う、
そう言ってるんだよ。
そう思いなおせた。

だって今ちゃんとわたし、
顔を上げて生きてるもん。
顔を上げてちゃんと、
みんなと話せてるもん。

って。
自信がなくなって自己否定に
さいなまれそうになった時、
顔を伏せてるか上げてるか、
それが判断基準となった。

自分を信じる。

自信と過信は紙一重だけれど、
その違いに気づくには、
自分の能力を把握して、
「今わたしに何が出来る?」
を、問うこと。
先生は言ってた。
今出来ること、というのは、
心理的にできるかどうかも大事、
なのだと。

わたしはわたし。
わたしでしかない。
そのわたしが顔を上げて、
今出来ることに、
取捨選択していく今が、
未来にちゃんと繋がることを、
まずは信じる。

そんなことを思った。