車を買い替えました。私、基本的に車は乗り潰すタイプでして、前の車もあと5年は乗るつもりでしたから全くの予定外。なので当然中古車です。今まで乗っていたプリウスαは7人乗り、ハイブリッド車なので燃費はいいし、天井が高いので解放感はあるし、後部座席も前後に動くうえリクライニングもできます。ステーションワゴンタイプなので大きな荷物も運べるとなかなか気に入っていたのですが、図体がでかいのと小回りが効かないのがどうにもストレスでして、狭い駐車場の切り返しなどが結構大変でした。さらには年寄りがアクセルとブレーキを踏み間違えたというニュースを見ると、「どこをどうしたらアクセルとブレーキを踏み間違えるねん」と思っているのですが、これだけ多いと「俺もそうなるのか?」とついつい思ってしまいます。そこで転ばぬ先の杖という訳ではありませんが、駐車場の狭い病院に母親を乗せていくことが増えたこともあり、運転しやすいコンパクトカーに変えた次第です。今度の車は人や車を感知して自動的にブレーキがかかる「衝突被害軽減ブレーキ」とか「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」とか「ブラインドスポットモニター」とか「レーダークルーズコントロール」とかいろいろ付いている奴になりました。一応、スポーツカータイプなのでよく路面に吸い付いて走りますし、キビキビと曲がるのは嬉しいですね。
まだ長距離ドライブはしていないのですが、いざ乗ってみると「ああ、運転が楽だなぁ」と思います。これまでは車体の大きさを持て余す感があったので、あまり足代わりには乗らなかったのですが、これからは車で移動することが増えそうです。しかしですよ。最近の車はいろんな機能が付いているんですね。自分の車は古い車だし、他人の車に乗せてもらうことも無い生活ですから、今の車がこんなになってるということは全く知りませんでした。

スマホを持たずに車に乗ると「携帯を忘れてんじゃね?」とチェックが入ります。メータには今走っている道路の制限速度のマークが出ていますし、ナビの案内も表示されてます。正直、制限速度のマークなんて表示しなくてもいいし、ナビの案内は隣にナビの画面があるので、「ここに要るか?」とも思いますが、運転支援機能が充実してきているのは感じます。サイドブレーキは自動的に掛かるので、車を停止させたあとにギーッとサイドブレーキを掛ける動作をしないのは何か落ち着きませんが、そのうち慣れちゃうんでしょうね。
この車は、道路の制限速度を認識し、次に曲がる交差点も把握しており、センサーがあるので障害物に近づくとピーピー警告音が鳴ります。当然、自動的にブレーキも掛かります。そう考えると自動運転もそんなに遠くないのかなという気がしてきました。なんとかヨボヨボになる前に完成させてほしいものですね。