気象庁
地震情報（各地の震度に関する情報）
平成23年11月21日19時27分
気象庁｜地震情報 via
気象庁の暫定値は“M5.4”。
方やUSGSは“M4.9”。
USGS
Magnitude 4.9 - WESTERN HONSHU, JAPAN
2011 November 21 10:16:30 UTC
Mapってタブが同じ頁にあるのですが、その図表も若干他の地域とは内容が異なっています。
東北大震災の時でも…。
基本的に日本での地震の様々なdata表示が異なっているのは何故だろう？
USGSの更新をみていても動きがないのですが、気象庁発表の“警戒してね”内容より、直後に公開された以下の図表で充分「警戒を怠らないに越した事はない」と認識出来ます。
今回の震源地が完全に“外れた場所”でなく、山陰の比較的地震が発生する地域の端で起きていた事が判りますよね。
国内の活断層一々覚えてないですが、それでもありますか？
Historic Seismicity
Magnitude 4.9 WESTERN HONSHU, JAPAN
Monday, November 21, 2011 at 10:16:30 UTC
USGSの世界中に起きた地震一覧を参考として。
気象庁に訝しさを感じるのは、こういう詳細情報を昨夜地震発生１時間後には発表していた事。
SPEEDⅠの時のように後出しとか情報開示小出しのように受け取れて、仕方が無い。
しかも図表にはUSGS風味が入っているし…勿論USGSには情報提供したのでしょうね？
気象庁
平成23年11月21日19時16分頃の広島県北部の地震について
平成23年11月21日20時30分
緊急地震速報の詳細
地震波検知時刻 19 時16 分34.3 秒
(広島西城)
提供時刻 経過時間
震源要素 予測震度
震央地名 北緯 東経
深さ Ｍ
第1 報
19 時16 分37.7 秒 3.4
広島県北部 34.9 133.2
10km 4.1 最大震度 ３程度以上と推定
第2 報
19 時16 分39.1 秒 4.8
広島県北部 34.9 132.9
10km 4.8 ※1
第3 報
19 時16 分39.7 秒 5.4
広島県北部 34.9 132.9
10km 4.9 ※2
第4 報 19 時16 分40.0 秒 5.7
広島県北部 34.9 132.9
10km 4.9 ※3
第5 報 19 時16 分45.2 秒 10.9
広島県北部 34.9 132.9
10km 5.3 ※4
第6 報 19 時16 分46.6 秒 12.3
広島県北部 34.9 132.9
10km 5.5 ※5
第7 報 19 時16 分52.8 秒 18.5
広島県北部 34.9 132.9
10km 5.5 ※6
第8 報 19 時17 分04.2 秒 29.9
広島県北部 34.9 132.9
10km 5.5 ※7
第9 報 19 時17 分23.5 秒 49.2
広島県北部 34.9 132.9
10km 5.5 ※8
「阪神大震災」でも「東北大震災」でも失態・隠蔽の汚名返上かもしれませんが、M値が「4.9」か「5.4」かでは相当破壊力が違うので、正式な値を知りたいものです。
個人的にはUSGSから(苦笑)
何れにしても今回の震源地周囲の地形は、完全に物流も情報も遮断されるような“地形”と“位置”なので、広島の震源地中心とした山間部の方々に於いては警戒を十二分にされる方が良いかと思います。
Response
広島県北部地震M5.4 「数日間は震度4程度の余震に注意」
2011年11月22日(火) 01時32分
21日19時16分に発生した広島県北部の地震で、気象庁は「数日間は震度4程度の余震が必要」（永井章地震津波監視課長）と、注意を呼びかけた。
広島県北部、深さ12kmを震源地とするマグニチュード5.4（暫定値）の地震で、最大震度は広島県三次（みよし）市の震度5弱。広島県北部、南東部、島根県東部、西部で震度4。中部地方から九州地方にかけて震度4～1を記録した。
「広島県北部のエリアは、ここ10数年を見るとそれなりに地震活動がある場所」（永井氏）
今年6月4日に広島県庄原市を中心とするM5.2、震度4の地震が発生したが、広島県北部に限ってみると、1980年以降2010年までの間に地震の活動は見られなかった。ただ、周辺では2000年10月6日にM7.3、震度6強の鳥取県西部地震が起きている。
「気象庁の観測では、特別急に活動が始まったという形は見て取れない」（同上）と、話す。
