自殺企図者を煽るべからず。 | GABRIEL's Blog

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鳩山由紀夫始め民主党がイヤ過ぎて頑張ってみた。
閲覧数万の記事は反韓・反英米右派ウケするものなので政権交代したし削除しました。

団長のエントリは表面的な歴史や宗教史やネットスラング知っているだけじゃ、読み解けないDEATH(・ω・)

昨日は更に視聴されたようで、ニコニコ動画でのranking急上昇してますね。

ニコニコ動画でうpされたモノには「その時」迄は含まれてないようです。

私自身は、途中しか視聴出来てないけど。




産経新聞
自殺中継の男性意外な実生活 ブログで楽しげな日々つづり
2010.11.12 20:48

抜粋)

 精神科医の和田秀樹氏は、「男性が躁うつを病んでいたなら、死を考える一方でこうした(=ナンパ)行動を繰り返したことも十分理解できます」とし、衆人環視の中で死を迎えた心理状態を次のように語る。

 「人生最期の自己顕示欲を満たした満足感か、あるいは薬の副作用による交錯状態で、正常な思考が失われていた可能性が考えられます。いまや誰でも同様の自殺行為が可能になった以上、サイトの運営者が何らかの規制を施す必要があるでしょう」

 *****************

二極性障害(躁鬱病)には2つtypeがあり、上記記事中で産経の取材に対応した和田Dr.は恐らくⅡ型を想定したのではないかと思われます。

でもⅠ型の診断は容易ですが、Ⅱ型は診断の難易度が高く通院加療20年して最終的に確定診断となった症例も少なくない。

でも二極性障害だったなら、専用の薬物在るので適切な処方で社会復帰も問題ない。

自殺中継で自殺した男性は、あの時点で二極性障害系の処方は受けてないと思います。

ナンパ・頻繁に交際相手が変わる・sex産業に入り浸るというのは、人格障害でも二極性障害でも有り得ます。





要因は不明にせよ、少なくとも職場不適応に陥っていた事。

職場を変えるか、小刻みに休職せずしっかり休職させるか、就業先の銀行には有能な産業医がいないのかな?

自殺企図の発端は“心の拠り所”が全く無い状況になった事。

頼りたい友人に連絡して頼れなかった場合の恐怖。

過去に起きた両親の離婚と母親との不仲と所在不明の父親。

人は孤独(A.AdlerとD.Winnicottでは「孤独」の解釈が異なります)よりも孤立を感じる方が辛くDAMAGEも大きい。

この人は、中継中大声で号泣出来ただろうか?

医療従事者であっても精神診療領域が専門ないし職場でない限り、素人だと思った方が良い。

有能な精神科医も余りいない。

有能な臨床心理士も極僅か。

一般人が出来る事は、自殺行為は止めさせる・自殺企図を煽動しない、精神科受診を促す___それだけで充分。

単独で話を傾聴するとか自殺を止めるとかは、当面の支えになれる自信の有る者以外しない方が身の為です。

この人の最後を視聴した4700名の内110通報された方々、それが限界だし充分です。


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