「ミュンヘン」 スティーブン・スピルバーグ監督
1972におきた、ミュンヘンオリンピックでイスラエル人選手が
アラブ系テロ組織に殺された。
詳しくはこっち
http://www.geocities.com/inazuma_jp/munhen.html
その後の政府の対応と、その対応は報復になるんだけど
その任務をすることになった男の話。
イスラエルって国をめぐって、アラブ人と、ユダヤ人が争ってるわけですが
なんだか、政府の対応ってこうなのかなぁ、と思いました。
ちなみに、この映画は
inspired by real story とかいってた。
どちらかというと、人間心理に近い話。
最初は、人を殺すのなんて怖かったけど、
どんどんそんなの普通になって、
すると、今度は自分が殺されるんじゃないかって疑心暗鬼になる。
なんか、泥沼。
むしろ、それより政府のやり方が汚いと思った。
アラブ系をテロテロって言うわりに、同じことしてるじゃん。
結局、殺すんでしょう?
殺せっていっておいて、政府としては、「知らないことにしてる」 とか
すげぇ、汚い。
テロリスト以外の人は殺さないように、ってことを重点的に書いてたけど
この映画は。
どうなんでしょう。事実は。
なんか、こんな話を思い出した。
「 机をはさんで、何人かの男の子と女の子が座ってる。
すると、急にある男の子が、目の前の女の子に向かって
野次を飛ばし始める。どんどんどんどん怒鳴り始める。
すると、それを見た大人は、男の子をきつく怒るようになる。
怒っても、しばらくするとまた始まる。
変だと思った大人の一人が、机の下を見ると、
男の子が野次を飛ばすたびに、女の子が男の子の足を蹴ってた。
だから、男の子の野次がどんどんひどくなる。 」
結局、見えなきゃいいのか?
見えなきゃ、怒られないから、見えなきゃいいのか?
ばれなきゃいいのか?
見える部分だけで、解決策を探そうと周りがしても
そりゃ無理なのは当たり前。
物事は、見栄とか面子で複雑になるなぁ。
あと、ギャンブラーの心理に近いのかなって。
ギャンブルにはまる人って、
いくら負けたから、 だれだれはいくら儲かったから、
とか面子とか見栄にこだわる人らしい。
映画の問題も、政府間の面子が解決を長引かせてるように思えた。
争いは、だれも幸せにしない。
面子とか、見栄じゃなく、過去でもなく、
将来を平和にする努力を、今の時点からリセットして始めたらと思った。
追伸: 長い映画でした。