平日にお休みをとって美術館をはしごしてきましたニコニコ
欲張って3ヶ所回ったら足が棒…もやもや
まずは根津美術館。茶道具見たかったんですが企画展は人物画の「はじめての古美術鑑賞 人をえがく」


表参道にありながら一歩踏み込むとこの景色。
いつ来てもテンション上がりますラブ
人物画では上村松園がやっぱり素敵で惹かれました。
あとは別展示室の「古代中国の青銅器」の精巧さがすごくて紀元前13~12世紀の殷時代の時代の細やかな地文に興奮!!
あとは秋の侘しさを敢えて魅せる茶道具の奥深さに感動しきり。割れている風炉とか菊蒔絵の棗。秋懐石の器などお手前が再現されてる部屋はずっと見ていたいくらいな素晴らしさ。贅沢な文化ですよね茶道って紅葉


根津美術館は庭園も素晴らしいのですが体力的に無理なのでカフェで緑を愛でましたコーヒー落ち着くので根津美術館に来たら寄ってしまいますルンルン


表参道をまた黙々と歩いて太田記念美術館「歌川国芳」
平日だったら空いてると思ってたんですが結構混んでましたアセアセもともと狭いので回遊性がないんですよね…予約制でもないので土日などはどうなってしまってるんだろびっくり
動物の擬人化がほんとに可愛いのと、歌舞伎役者をついたての外から覗くファンとか亡くなった歌舞伎役者に号泣する女性ファンに紛れて一匹の猫も泣いてるとか、とにかく細かいとこまで国芳はさすが何回見ても面白い爆笑


今度はさすがにまた表参道を往復するのはつまらないのでちょっとわき道を歩きつつ恵比寿方面へ。
山種美術館「速水御舟と吉田善彦」速水御舟の弟子が吉田善彦氏なので弟子から見た御舟の作品コメントが説得力があってとても良かったです。 


撮影可の昆虫二題「葉蔭魔手」
反射して全然わからないと思いますが中央の白いのが蜘蛛の巣で蜘蛛もちゃんといます。巣のキラキラした美しさは写真では伝わらないのでぜひ見てほしいですキラキラ



「粧蛾舞蛾」重要文化財の炎舞の翌年に描かれたんですね。 


重要文化財の「炎舞」
それほど大きくないのですが御舟の最高傑作と謂われるのが納得。黒と赤、そして美しい蛾の舞。
毎晩焚き火をして炎と蛾を写生したそうですびっくり
鬼滅の刃の煉獄さんとしのぶさんみたい。しのぶさんは蝶だけどちょうちょ

この炎舞をイメージした生菓子が美術館のcafe椿でいただけます。
やっぱり山種美術館の和菓子は最高ラブラブ


前日には赤坂へ行ったついでに「とらや」へ。本当はこちらで和菓子を買いたかったのですがお昼過ぎにはもう売り切れておりましたガーン


地下にはミュージアムがあって浮世絵好きにはたまりません爆笑
年中行事の菓子や錦絵の隅にある菓子の内容だったり、とても面白かったですニコニコ


菓子袋もかわいいおねがい

おはぎと兎のおまんじゅうを買って家で抹茶を点てていただきましたお団子

カフェ目的の美術館巡りになってしまったような気もしますがアセアセ忙しい日々のなかで静かな空間に自分を置くことは本当に大切な時間ですニコニコ