ぐるっとパスで三井記念美術館へ行ってきました
1000円の入館料が無料でかつ国宝が見れるだなんてお得すぎます



毎年年末年始の時期に見られる円山応挙の国宝「雪松図屏風」今日は東京も雪
になったので雪の屏風を見る

ことができて嬉しかったです。
併せて令和になったということで皇室ゆかりの貴重な茶道具がたくさん
雪松図屏風も献茶の際に使用されたものなんですね


明治天皇への献茶時の献茶会記や天目台、天目茶碗、掛けものに使った色紙などゆっくりたっぷり見ることができました
やっぱり茶道やっててよかったな~当時は和菓子しか興味がなかったけど(←)貴人立のお手前とかもやったよ~。

また、重要文化財である古筆手鑑「たかまつ帖」も初めて見たんですがすごかった
なんで国宝にならないのか…っていう。全31名の天皇たちの古筆を見ることができます。

そして三井家当主たちの絵画もこれがまた天才的に巧い。へぇ!とかほぅ!とかの言葉しかないですね

私の大好きな浮世絵も
「三井好 都のにしき」今でいうデパートのカタログ的なものなのですが全種類絵はがき買ってしまおうかとかなり悩むくらいとってもキュートでした


月岡芳年を師匠にもつ水野年方の作です。肉筆画のような繊細な木版画であることも大注目です

オリンピックイヤーである今年の夏には「おもてなし」の気持ちをこめて三井家伝来の国宝、重文を含む最高の作品を選んで展示するとか

オリンピックも初めは芸術の部門もありましたものね

1階にはオリ&パラリンピックのチケットデザインが展示されていました


三井本館も重要文化財であり、展示室の数室は役員室をそのまま使用しています。落ち着いた展示室で名品と向き合えるのはとても豊かな時間ですね
