今回は渋谷近辺の美術館へ。
まずは渋谷区立松濤美術館の「サラベルナールの世界展」父から無料券をもらっていたので。
渋谷はとにかく人が多くて敬遠したくなるんですけどこのあたりは落ち着いた場所です。
サラベルナールはオンもオフも「サラベルナール」というセルフプロデュースに長けていた人だなぁ。と。たくさんのサラベルナールを描いた作品があり、どれだけのカリスマがあったのかびっくり
当時無名だったミュシャにポスターを依頼し、専属にしたり、サラベルナールがいなかったらミュシャはここまで有名にならなかったかもしれませんね。
ハムレットなどの男役も演じ亡くなる直前まで舞台に立っていました。本人が着ていたドレスやアクセサリーが展示してあり、その豪華さも必見。ラリックのパトロンともなったのでラリック作品もあります。
それぞれの作品がサラベルナールと繋がるのを知ることができ、ミュシャやラリックも好きなのでとっても興味深かったですおねがい
サラベルナールは芸術家としての活動もしています。まさに芸術の女神といったところでしょうか。
棺に入ったポーズでポートレートを撮らせたもの。館内では歴代彼氏の写真もずらーっと並べてあったりします。

松濤美術館から次に行く山種美術館はウォーキングで足通りすがりに神社がありました。ちょうどヒカリエの裏手にある「金王八幡宮」ビルの谷間ですが緑も多く広々。
今年一年なんとか無事に過ごせたことの感謝を込めてお詣り。
またまた立派な神社に遭遇。國學院大學のすぐ前にありめす。「渋谷氷川神社」こちらも境内広々。渋谷でこんな大きな神社が色々あるなんて知らなかった~おねがい
恵比寿側に歩くと山種美術館。こちらも初めて来ました。ぐるっとパスで200円引きです。
「青」「赤」「白」「緑」「黄」「黒」「金」「銀」それぞれの色別にまとめられた日本画は色の持つ印象やパワーの違いにとても感銘しました。年末に近いからか私はこのポスターの東山魁夷の「年暮る」がぐっときました。千住博さんの滝も良かったです。そしてほんっとにあれだけ空港に行ってながら知らなかったのですが千住博さんの作品が国内線ターミナルに5点あるんですよね。今度行くときはじっくり見なくてはキョロキョロ
カフェ椿では作品にちなんだ和菓子があり、今回は「年暮る」をイメージした和菓子をチョイス。
地元最寄り駅についてすぐ図書館に直行し東山魁夷関連の本を借りました。
年末年始にたっぷり美術の本を読みこみたいな。
あとは年末年始ギリギリまであいてる美術館を探して行ってみたいと思います爆笑