毎日日記つけてるやつすげえな。
なんか日記を書くと頭の回転が速くなるらしいので、(つまり話の節々に自分が今まで日記に書いてたことでも並べ立てていかにも自分は物知りですよってことにするってことなのかな?よくわからんけど)せっかく春休みなんでなるべく日記を更新したいにもなかなか書くことがない。
毎日ミクシイとかで日記を書いてるやつもすごいけど、そういう人に限って日記のコメント数はめっちゃ少ない。まああれだ、日記を毎日書くってのはただでさえむずかしいことなのに、さらに他人の共感をえろうなんてものはすげえむずかしい。その癖欝な日記を書いて励ましのコメントほしがるような日記を書いてるやつは駄目。こっちが不快になるわ。
逆に、すげえ時々しか日記は書かないけどコメント数がすごい人とかいるよね。特別すごい日記を書いてるわけじゃない、言ってみれば毎日日記を書いて時々鬱日記とか書いてるやつの普通の日の日記くらいの特別変わった内容の日記じゃないけれど、何かコメントしたくなる。それはたぶん時々しか書かないという点で補正がかかっているのだろうけど、人のコメント欲をかきたてるサブミナル効果的なものが含まれているかのような錯覚さえ起こる。マイミクの数からコメント率が40パーセントを超えるとそういった生まれ持った文才であることがわかる。
あいつもそうだった。高校一年の時は純粋さを売りにしていたものの、二年になると同時くらいにできた彼氏の影響でただの淫乱ビッチヤリマンに成り下がったあいつもそうだった。ヤリマンになるということは、それは見た目の補正もあるだろうけどそれ以上に彼女には何か異性を引き付けるフェロモン的なものがすげえものだったんだろう。僕も危うく彼女のとりこになるところだったけれど、彼女はそれを知らない。
彼女はとにかく友達も多い。学年のほとんどの女子と仲良かった。それは真のリア充ではなく、中堅リア充というクラスのグループはギャルでもオタクでもない中堅グループにいながらも、そのグループのリーダー的存在、さらにはその容姿、性格、ヤリマンエピソード(女からすれば恋バナにひとくくりされるんだろうけど…)があったからだろう。だからギャルからの話にも乗れるし、オタクからも慕われる。すげえおいしい。
男子の友達も多い。そのヤリマンエピソードを何の躊躇もなく言い放ってしまうところとかが受けがいいところであり、男は「こんな顔してそんなことしてんのかよ・・・」とうそかまことかわからないぎりぎりのエピソードを聞かされ興奮し、爆笑する。ヤリマンだけど、学校の男子では誰も彼女と関係を持ったことないのでそれが信用にもつながっていた。
あと勉強もできた。
最強の中堅リア充。
僕はそう名付けた。
彼女の日記はとてもたわいない。友達と新宿で遊んで渋谷でラーメン食べて帰った。要約すればそれだけのことなのに、日記のコメント率が半端じゃない。マイミク数も150近くで軽く地元の有名人レベルでコメント数もそれに見合ったそれ相当の数。すべてのコメントを見切れているのかと心配になるくらいだけど、数日後には必ずコメント返し、しかも一人一人コメントの内容を理解した上での返事をしているのでもう文句のつけようがない!
そんな彼女のように僕もなりたい。そのためには彼女とのこの圧倒的な差を確認しなければならない。
顔
男女違えば比較しようがないだろうけど、彼女は化粧上手。すっぴんはなかなかやばいが、化粧のうまさは天下一品だ。なぜあそこまで変わるのか。成長幅が半端ない。それに比べ僕は駄目。歯並びとか特に死ねる。
性格
彼女は慕われリーダータイプ。僕は金魚のフンで、権力者の下で静かに暮らすタイプ。死ねる。
運動
運動神経抜群とまではいかないが、そつなくこなせる彼女と比べ僕はできるものとできないものの差が激しくて体育とかで使えないときはほんと隅でじっとしてる。死ねる。
頭
勝てない…!死ねる。
話術
彼女はすごい。なんか…すごい。そのすごさを表現できないくらい僕の口下手さ。死ねる。
オタク度
僕も割と知っている方だが、彼女も過去にオタク男子が好きになったことから自分も知識があるとか。こいつ…!パーフェクト超人か…!
差がありすぎて絶望したんだけど、確かに彼女は超人ではある。しかし僕がそもそも駄目人間だということを忘れていたよ。そんなんで追い付くわけないよねー☆努力すればどうのこうのっていう励ましが心の奥底から聞こえてくるけど、その努力すらするやる気根気負けない気というものが湧き上がってこないんだよ。死ねる。