僕は下等な生き物でして、毎日独りで童貞を嘆きながらよがる。
そんな僕も今では大学も通う(マイナーだけどね)一般男子。まぁ恋愛経験は一般的に見たらぜんぜん満たしてない感じで?というかむしろ底辺的な??存在だけど、そんなことはさておいてまぁ大学生活をまずまずは楽しんでいるわけですが、どうにも彼女ができない!あいつやこいつ、はたまた眼鏡のこいつにもできたのに僕にはいつまでたっても女は巡ってこない!世界は本当に男女比が50/50なのかどうか神に問い詰めたいね。
別段努力しているわけではないけどさ。あいつはサークル活動に勤しんでるらしいけど、その時間を使って僕は自己発電を勤しんでいる。こいつはケータイサイトを使って親指の恋をがんばってるらしいけど、僕はその時間を使って左手を恋人にしてるわけで。まぁできなくて当然ですわ、なんの努力もせずただ自分の独りよがりな感情に身を任せてエクスタっちゃってるわけだからね。というか臆病でそんなことできるわけありません。そんな子孫繁栄活動するのは恥だと父母に教えられました。嘘だけど。
だからね、絶対合コンとかね、そういうチャラつい
「nebeー、おれたち今から合コンなんだけどさ、今日来るはずのU太が風邪ひいちゃって来れないらしいから人数合わせに来れない?」
「いやいやそんなん行くわけないでしょwおれだよおれww言ったとしても空気冷めさせるだけだしww童貞だし…っていうか今日バイトあるしー、マジ、これマジだからww」
あぁ・・・僕はいつまでこんなチキン野郎を続けてかなければならないんだ。こういうことを積極的に参加する奴にだけ彼女はできるのであって、僕のような恋愛に消極的なずばり草食男子なんて、世じゃ注目の的だけどそれってただ馬鹿にしてるだけだろ…ふざけんな死ねよ…好きでこういう性格してるんじゃねえよ・・・。あーあ、このまま僕はやすっちぃプライドという名の殻にこもったまま大学も4年間過ごしちゃうのかなぁ…
「nebeー行ってきなよ!nebeならうまくいくって!彼女もできるよ。」
R子ちゃんからの助言だった。R子ちゃんはかわいい。とてもかわいい、というより美人なのか?まぁなんでもいい、美しいのであれば。僕もこんな子とキャンパスラブライフを過ごしたかったけど、高校時代から付き合ってる彼氏の存在を知って絶望した去年の夏ごろ。そのころから、「かわいい子ってみんな彼氏いるんだろ…ふざけんな死ねよ…」というネガティブな思考回路を生み出してきたのであったが、まぁもう大学のかわいい子はみんな彼氏いるの法則だよ!どうしたものか!
「そ、そうなのかな。自信ないよ、そういうの行ったことないし・・・おれ口べただしよぉー」
「大丈夫だよ!そりゃ最初nebeに話しかけにくかったけどさ、一度話したら普通だしおもしろいよ。」
や、やっぱり話しかけにくいオーラ出てたかぁー!自覚してたけど!自覚してたけど!それを他人の口から、それもかわいいと思っている子から言われるとなるともうショックで立ち直れないところだけど、話してみると面白いって言われたら元気モリモリだお!(^ω^)
「じゃあ決まりだな!行こうぜ!もう待ち合わせの時間まであんまりないんだよね」
「マジで?どどどどどどどうしよ…やっぱりビビってきておなか痛いよ。ちょっとトイレ…」
「ちょまじかよー、先歩いてるからな。走ってこいよ。」
僕のおなかは神経質だ。ひとたび生活が恋愛モード(誰かを好きになって常にそのことばかり考えてる時の状態)になると、常におなかの痛みと闘うことになり、マゼラン。失恋モード(誰かを好きになって常にそのことばかりを考えてる時のことを思い出すと張り裂けそうになるこの胸、誰か抱きしめて)になるともっともっと腹痛になる。まぁもっと簡単な状況だと、ババ抜きで最後の二人になったときとか、そんなレベルで悩まされるほどの神経質度。毛ほどのストレスも僕には耐えられません。なので常にトイレに行きたがる。そして長い方だとみんなに知られてるので待ってもらうこともありません。むしろ待っててもらいと「早くしなきゃ…」という感情が湧いてくるのでさらに腹痛を促す結果となるのでおすすめしませんし、したくありません肛門がダークホールに持ってかれる。
トイレから出るとR子ちゃんがいた。
僕はうつむき加減のR子ちゃんに背中をそっと押してくれたお礼を言ってその場を去ろうとした。長い方だと知りつつ、まだ僕のことを待っているのかという理由も考えもせずに。
「ありがとね、おかげで決心でき
「だめ、やっぱり行かないで。……。」
そう言うとR子は僕の腕にしがみついた。突然の思いがけない出来事でただただ心臓の鼓動をはやめるばかりで何でこうなっているのか理解のできない僕は何も言うことができない。彼女も何も言わずにただ僕の腕を抱きしめている。
僕を止めようとしている…?なぜ。
「ごめん、さっきはああ言ったけど。やっぱり行かないでほしい。」
彼女は不安げな表情をさせてそう言った。僕は、最初からそう言ってほしかったのか、なんとなく安堵感を覚えるのだった。軽く涙を浮かべて謝る彼女の彼氏には勝てるかどうかわからないけど、僕は僕なりの持ち味でそいつに打ち勝ちたい。そういう気持ちにさせるのであった。
来るのが遅いと心配になったのかさっきの合コンに行く友達が戻ってきてこの状況を遠目から見られて驚かれた。その時は何も言わずに、きた道を戻って行ってくれた。いい友人を持ったものだ、そして後日みっちりしぼられることになるだろうけどな…☆
(゚Д゚)
今日もいつもと変わらぬ一日が始まる。何も変わらず何の凹凸もなく、なめらかな一日。あっという間に再び布団へ潜り込み、独り、嘆き、よがる。