蝉の人生の折り返し地点くらいか。長いな。
ということでドメスティック・テクノロジー(ドメテク)も4周年を迎えました。いえーいぱふぱふ
一時期のテキストサイトの誕生ラッシュの中、どさくさにまぎれながらもホームページの作り方がわからずまだまだネット界の先陣を切っていたライブドアのCMから影響を受けた上で開設しちゃったのがこのドメテク。何度かリアル知り合いバレしそうになりながらも、踏ん張り続けて4年間。うん、長い。
最初のころは僕秩に完全にインスパイアされてまして、で次にNUMERIにはまり、現時点では「なんだかんだでやっぱりろじぱらってすげー!!」って思うようになりつつも、テキストから離れつつある一年を過ごし、3周年から丸一年で48回しか更新しなかった日記。もはや日記ではなく週記。大丈夫、ミクシィの方はもっと更新してない。
で…まぁなんだ。どうせなんだ。懐古な気分に浸ろう。
旧ドメスティック・テクノロジーから、
「スティーブ」
今頃なんだけど、学校に新しい英語の先生が来ました。外人さんです。
名前はマイケルって、僕の友達が言ってました。
そして今日はそのマイケル先生の初授業でした。
マイケル「ハウドゥユウドゥ!! マイネームイズ”スティーブ”ドウゾヨロシク」
えぇぇぇぇ!
ちょ、ちょっと待てよ、
何がマイケルだ!
一文字も掛かってないマイケル!
騙された・・・・
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そしてスティーブさんの自己紹介。
スティーブ「アイアムアニメファン」
えぇぇぇぇぇ?
オタクかァァァ?
スティーブ「ノーノー!!アイムノットオタク!!!」
必死に否定した!!!
オタクの人は自分がオタクって自覚のない人もいっぱいいるので、一概にもオタクではないとは言えないですね。ハイ。
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オタクのカッコイイ先生も学校に仲間入りで、もう大にぎわいですよ。
以上です・・・・
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これはひどい。
あまりにゆとり教育がにじみ出ている。いや、まぁ今でもにじみ出てますけども。
こないだNUMERIでもやった気がするけど、とりあえず今の実力をふんだんに出し切った気分でうんこしてみるよ!(書き直すって意味だよ☆)
「スティーブ」
どう聞いても僕らの耳には「中国」にしか聞こえなかった。
小学二年生の時の卒業生を送る会(決して卒業式ではない。この式典の時点で泣くやつは気持ち悪がられたものだ)において、卒業生へ送るメッセージというものを在校生でやらなければならなかった。同じクラスのマドンナ、Fちゃんはそのメッセージの一部分を在校生代表としてみんなの前で大きな声を出して読み上げる役に抜擢されていた。いつも男子に茶化されていたFちゃん、そのことについてもやはり茶化されるのであった。
「お前送る会で”中学に行っても~”ってセリフ言うよな。でもどう聞いても”中国に行っても~”にしか聞こえねえんだよ!」
男子はなんでこんなにも馬鹿なのだろうか。女子みたいに好きな男子に対してはやさしく接するとかはできないのだろうか。そんな僕も小学生のころは馬鹿をやっていたものだ。女子にかまわれたい。そう思いながら成長し、小学高学年は今でも過去から目を背けたくなるほど馬鹿をしていた。
そしたらいつの間にか中学に上がり、僕は駄目人間になっていた。女の子とかかわることに大きな抵抗を持つようになっていた。
女の子と話を交わすたびに顔を真っ赤にする。それは別に好意を持っている持っていない関係なくその現象が脊髄反射的に起きていた。なんということだ。僕が小学生のころは「中学になったら彼女確実にできる!」と勝手に妄想をしていたのだけれども、そんな脊髄反射が邪魔してまともなコミュニケーションをとることもできない男にどうして彼女なんてできるものか。かわいいかわいい言われてきた顔面に至っても、ピークは小5でそれ以降は右肩下がり。かろうじてかわいい部類には入るのだろうが、長く伸びた髪の毛がその顔を覆っていて見えるはずもなし。気持ち悪がられるほどではないけれど、僕はだんだんとクラスで孤立していったのであった。
ノートと鉛筆だけが友達。屋上で外の空気を吸いに行くのもいいが、どうせコンドームが転がっていて不潔、本も読まないけど昼休みは図書館で過ごすほか時間をもてあましていた。そんなある日、ある女の子が僕に話しかけてきた。
「あ、横座ってもいいですか?」
となりのクラスの女の子だった。僕は名前を覚えるのだけは得意なので、全学年の苗字くらいは一通り言える。だからこの子の苗字も知っていたし、下の名前がそのままニックネームだったのでフルネームしっていることになる。
僕は久々に女の子に話しかけられ緊張していた。顔をあからめ、「は、はい。」と答えた。
「今日は雨だから図書館が混んでて…すいません。」
なぜ同い年なのに敬語を使わなければならないのか。なぜかこの学校では、はじめて話す相手は同い年だろうとなんであろうと敬語を使うのが文化だった。親しき仲にも礼儀あり。それがこの学校のモットーではあるが、親しくない間柄から親密になるにはある程度相手サイドに踏み入る必要があるといつも思っていた。だから友達の少ないやつはなかなか一人から抜け出すことができないのだ。
昼休みの45分間、彼女は僕の横で本を読み続けていた。僕はなにもせずにボーとしているのだが、いつもと違うシチュエーションで終始ドキドキしていた。時間がゆっくり流れていた。窓にうつる薄暗い空と句読点。いつもよりガヤガヤとうるさい図書館という空間。となりからはパラリ、パラリとページをめくる音。そしてシャンプーの香り。心地よい昼休み。あまりの心地よさに尿意にかられ一度トイレに抜けて戻ってくるともうその席は誰かにとられていた。ちょっと早いけど、教室に戻ることにした。チャイムが鳴ってイスに座りながら廊下を眺めていた。となりに座った彼女が僕の教室の前に通るとき、僕の存在に気づいて微笑みかけてくれた。次の日から雨の日が楽しみになっていた。
だからといって彼女とこのあとなにかあったわけではない。
そんなこんなでもうすぐ中学卒業を迎えそうなんだけど、僕の数少ない友達が「スティーブ」って外人の教師が今更になって赴任してくるらしいと聞いて英語の授業受けたんだけど本当は「マイケル」だったんだ。どうやらジャパニーズアニメをお求めの外人オタクらしい。
終わり。