止まらない性欲。
なんかね、藤子不二夫の短編作品に、性欲より食欲の方が恥ずかしい世界みたいなマンガがあるんですよ。たとえば、今の若者って平気で電車の椅子に座っておにぎりとかパンとかムシャついてるじゃないですか。まぁそれは結構一般的な風景になってきたけれど、その作品の中じゃ誰かにものを食べているところを見られるのがめちゃくちゃ恥ずかしい世界ってので、だけれども人前で異性とセックスするのは当たり前だし何の不自然もない。夫が知らない女と肉体関係を結ぶことより、知らない女と食事をする方が妻の反感を買うっていう世界の話。まぁこんな説明じゃ全然わからんと思うからとにかく藤子先生のどれかの短編集に入っているから読んでみろ!
という漫画を知ったのことで感化されたのかなんなのか知らないけど、性欲が止まらない。毎日オナニーせずにはいられない体質になってしまった僕。中学生か。保健体育の教科書で興奮しちゃう盛りか僕は。
自制するためにはどうすればいいのか。確かオナニーを我慢するのはよくないとは聞くが、毎日とかは絶対にそれも毒だ。っていうか大学生にもなって童貞でオナニーしかしらない上に毎日フルスロットルとはマジで中学生か。
ということでオナニー貯金というものをやってみようと思う。聞こえは悪いがやることは、1オナニーすると100円をちょっとやそっとではお引き出しができないような貯金箱に貯金というペナルティ。これなら毎日オナニーすることが苦になるぞ。
1週間後。
無理でした。100円とか軽すぎる。
はいはい100円ね。チョリーン、おおおおおおおおお!!!
っていうくらいの軽いテンション、ゲーセンの格ゲーで負けて悔しいからコイン投入口付近に山積みにしておいた100円を入れていくような感覚。100円なんかじゃ自制どころか、なおさら燃えるのであった。
なので500円にしようと思った。
昔何かのテキストサイトで、「クラスの女の子をおかずにオナニーをしたら、翌朝にオナニー代として500円払わなければならない。」というルールのもと生きていく世界観が描かれていて僕は感動した。
男「昨日はお前の気分だったぜ。燃えたぜ。」
B子「え、男くん・・・///」
A美「いままで私専門だったのに…ひどい!」
素晴らしきこの世界、そう思ったのであった。
1週間後。
無理でした。
っていうかゲーセンに500円の某ロボットアニメのめちゃめちゃすごいゲームあるじゃないですか。なんかカプセル入るやつ。あれの感覚でもう全然500円とか使っちゃうよね。っていうかカードとかも作りたくなっちゃうよね的な感覚。全く自制できない。
なので1000円。さすがに1000円はきつい。1000円稼ぐのってかなりつらいことだということは中学生には知っていただきたい。バイトもしたこともないのに大学生活満喫してるやつとかマジで甘い。で、「バイトとかしてたらもっと飲みとかできるんだろうな~、おれもなんかバイト探そうかな~。」とか言ってるやつは本気で腹立つ。社会の荒波はそんな甘っちょろい世界じゃねえ!接客にしろなんにしろ、大人ってすげえよ、って思わないでそんなん言うやつはマジで死ね。服とか買い込んじゃって今月ピンチ~、って俺のセリフだよ!てめえはバイトもしてないで親のスネカジリ虫だろうがボケ!ピンチってお前のふところじゃなくて、家庭の金融を管理するお母さんの方だからな!
1週間後。
そこには、今まで以上にバイトにはげむ僕の姿があったのであった。
数ヶ月後。
僕が自制するために設けた貯金箱も、とうとう限界までやってきました。トンカチを使って壊す時がやってきた。この貯金、とうとう僕の性欲を制御することはできなかったけど、お金の大切さを知った数か月間でした。僕はこの数か月間を忘れないと思うし、忘れようともいつまでもこの股間が覚えてくれているだろう。
パリーン…
そして僕は、そのお金を握りしめてスニーカーをつっかけて駈け出した。新たなピンク産業を探しにドン・キホーテに向かって…
と、いう話を講義中に考えてたんだけどどうだろうか…?(文学部として)