家の前に東京じゃ珍しいものが落ちていました。


色はうんこ色して、大きさもなんだかうんこのような大きさ。コレなーんだ?

答えはカブトムシ。カブトムシ落ちてた。


なんだかよくわからないけど、この辺にはカブトムシとか売ってないし、近くの公園の野生の可能性があってすんげー興奮!ってか生カブト見たのすごく久々でそれでもすんげー興奮。及川奈央の無修正見たときくらいすんげー興奮。んんーっ絶頂(エクスタシー)。一瞬うんこかと思った自分がお莫迦だった。

でもなんだか弱ってるみたい・・・なんか動きヨロヨロしてるし・・・そうだ!ウチで飼って元気にさせてそして思う存分死んでいってもらおう!とか思った僕はおもむろに手にとって、その大きさからして考えられないほどの軽量さに驚いた。・・・?なんなんだこの軽さ・・・まるでコンビニとかで売ってるチョコビ(約20グラム)を手に取ったみたいな軽さ・・・いやそれ以下・・・まさか・・・


ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

な、ないッ!オドロイタッ。なんか上から見ると立派なカブトムシなんだけど、下から見ると頭の下から何もなかった!!まるでその様は引っこ抜かれたトカゲのしっぽのような、小さな生命!飯を食ってもちょん切られた胴体の真ん中当たりの食道から出てきそうな、そんな存在!

僕はその頃思い出していた・・・友達のケータイ電話で生きている人間の生首を鋭利なナイフで切っている動画を・・・生きている人間の生脚を鋭利なナイフで切っている動画を・・・ちょん切られた先の胴体や脚がピクピクしていたこと・・・

ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!

僕はそのカブトムシから手を離し、家の中に入っていった。逃げ出した。トラウマ級の動画を思い出しちゃ仕方ない・・・仕方なかったんだ・・・!

次の日。家の前にゴキブリの足とかが落ちてて気分悪いと母が言っていた。僕は知っている。それはゴキブリではなく車に轢かれてバラバラになってしまったカブトムシだってことを・・・