チャリでゆっくり帰り道を進んでいたんです。


最近のヤリチンの後輩の様子がどうもおかしい・・・生でやったとか言ってきたときからだんだん悪化していたけどなんなんだろう・・・相手に妊娠でもさせてしまったのだろうか・・・そういや白い妖精を中に出さなくてもカウパー君の中にも精子がいて本当に生でやるのは危ないという・・・もしかして・・・とかイイ先輩気取りでなんだかちょっとこっぱずかしい思いでゆっくりとこぎ進んでいたんです。

チャリってゆっくりだと不安定じゃないですか。速さを一定に保つことが大事で、小さい子供が補助輪無しのチャリを乗るのに苦労するのはバランスの取り方もあるけど、それ以前にチャリを一定の速さにするまでの脚力がないからだと思うんですよ。まぁ僕もゆっくりだったのでフラフラ・・・フラフラ・・・

「痛いッッ!!」

指から血が出ている・・・自転車から転げ落ちたワケでもないのにィーーッッ!!


あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれは自転車をこいでいたら
いつのまにか指から出血していた」

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…



ワケがわからねー。荒木先生が全く歳をとってないことくらいワケがわからねー。クラス全員が爆笑しているのに、自分は話を聞いてなくてしかたなく「えへっえへへ」とか言ってる時くらいワケがわからねー・・・

血が出始めたと思われる現場近くを調べてみた。そうすると、自転車のハンドルとほぼ同じくらいの高さのアパートの窓の枠があった・・・そう、自転車をフラフラ走らせていたせいでアパートと接触をし、さらには自転車のハンドルと窓の枠の間に指をはさんでしまった、というワケだったのさ。

僕は思った。山本圭一はホント、バカなんだなって・・・