母「今日の夕飯はステーキだ!間食すんなよコンチキショー」

僕「わーい」


ということで夕飯にステーキ!なんという贅沢感!いままでまともにステーキというものを食べたことが無い僕、近所に週に一回は食べに来たくなるようなステーキ屋さんというのがあるんだけど、値段は2000円以上3000円未満っていう、値段的な意味ではなくて味的な意味で通いたいなみたいな店があるんですけど、そこにも行ったことが無い僕ですが、まぁ一度だけステーキと呼べるような肉を食べたことはあるのですが、駅前の安いファミレスのようなところで家で出るしょうが焼きよりも厚みの無い肉でガッカリしたことがあるくらいで本当にありませんでした。しかし!今日は何か違う気がする・・・きっと!母親も期待しておけみたいなことを言っているので・・・!

母「できたぞーnebeー」

そこには、いままで見たことの無いような厚みの肉がドンと置いてあった・・・

と、いうのは嘘でまぁ厚みで漫画のようなコロコロコミックみたいなものではもちろんなく、テレビに出てくるような一切れうん万とかするようなものでもなく、それらには見劣りはするもののまずまずの厚みの肉が置いてありました。まぁ家庭で作るステーキだし、この辺で妥協しないと一生食卓に並ぶことはないだろ!それより味だ味!さっそく、いただきます・・・

パクッ。モグモグモグ・・・

ンまァアーいッ!コレはっ、そんじょそこらの肉屋の肉ではない!この味を引き出すためには!肉のクオリティ!たれのこだわり!火の加減!脂のひき方!それらを最高レベルまで引き上げなければできあがらない味!脂身部分もドンドコ次から次へと口に運べる!例えるなら!塩分量的に丸々いっぱい飲んでしまうと非常にまずいラーメンのスープを食べる前は、「全部飲んではいけない。全部飲んではいけない。」と暗示をかけるものの、スープの味がわかってしまうととたんに一杯まるまる飲んでしまいたいと思うのと同じ!そして付け加えのキャベツ!キャベツってやつはなんだかよくわからんが生のサラダだとにおってあまり好かないんだが、肉と一緒に口に入れると思わぬハーモニー!粉薬が飲めないのでオブラートの中に砂糖と一緒に混ぜて食べるような感覚!嫌いなものでもいくらでもいけると思わせるそのうまみ!今まで食べてきたものをはるかに超越しているよォオ~~~ッ!


あっという間に食べきり、食卓を後にする僕。デザートにアイスクリームを食べようと冷凍庫を開けたらもう一つ、カチンコチンのステーキがあった。僕の舌はまだまだ発展途上のようだ。