こんにちは。
新留です。
先日のこと。
ある男の子が、授業中に、
「言葉が苦手だ〜」
と言っていました。
最近、漢字の勉強をがんばっていて、いいなと思っていたのですが、
言葉の勉強がどうも難しいようで、苦手意識を持っていたのですね。
そこで、
どうやって、言葉を覚えていったらいいのか、という話や、
教育者の齋藤孝さんが『語彙力こそが教養である』の中で書かれていた、
語彙力というのは絵の具のようなものという話、
「より多くの語彙を身につけることは手持ちの絵の具が増えるようなもの」
「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」
という言葉を紹介し、
言葉が少ないと、世の中がおおざっぱに見えるんだよね、
そして、
言葉が増えれば増えるほど、自分の中にあるものを、たくさん、細かく、表現できるようになるんだよという話をしました。
すると、
「たしかに! すごい理解がボヤッとしてるねん!」
と言っていました。
そうやって、メタ認知できることがすばらしいなと思うのですよね。
子どもたちには、そんな風に、
いろんなことに疑問を持ち、どうやったらいいのかなと考え、
たくさん試行錯誤しながら、学んでいってもらえたらなと思います。
そんな風に感じられた子のこれからが楽しみです^^