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じつはね、
行ってきたんですよ。沖縄。7月に。
何年ぶりだろう？
１０年近くぶりかな。
ちょっと目的があった旅だったんですが
首里城にも足をのばしました。
守礼門までは普通。
龍樋も変わらず澄んだ水をたたえている。
だけど奉神門から中に入って息を呑んだ。
まだほのかに匂う焦げた臭い。
大好きな龍柱も煤で黒く。
朱く美しかった建物のカタチは全く無く
ただ、ただ風が吹き抜ける。
胸がいっぱいになって、これ以上写真が撮れなかった。
もう一度、もう一度正殿の中を
見ておきたかった。
でも、また来るよ。
沖縄の人たちは変わらない。
便利なバイパスやおっきなショッピングモールが
できてたりしてビックリもしたけど
沖縄の強さは全く変わってないと
感じられた。
だから、きっと首里城も取り戻せる。
大変な苦難をいくつもいくつも乗り越えて
きたからこそ、
沖縄の人たちの笑顔はとびっきりだ。
そんな沖縄に私は今日も
焦がれるのだ。
日焼けどめ塗ってたのに、
汗で全部流れ落ち、久々に強烈な太陽に
やかれたけども、
それでも、やっぱり大好きは止められない。
またね、沖縄。