教室の方針にもよるのでしょうけど、他人の個人レッスンは、基本的には見てはならないものらしいのですが…。
しかし、自分のレッスンの開始時間ぴったりに行くわけにもいかないので前のレッスンが見えてしまうことは有りますし、自分と並行してレッスンしている場合にはある程度は見えてしまう場合は当然あると思います。
あんまりジロジロと「ガン見」しないぶんには、見えてしまう範囲くらいは問題にされないようですが...。
最初にこの慣習を聞いた時には正直、不思議に思いました。私としては、個人レッスンを見られていても何とも思わなかったので先生に理由を聞きましたが、人によっていろんな考え方や、いろんな事情があるのだと思いました。それは、その業界でのマナーでしょうから、自分で気を付けるしかないのですが…。
しかし一方で、デモのリハーサルをやっている時(ドレスリハーサルをやっている時や確認の動画を撮っている時などは特にでしょうか?)は、自分の動きを止めて踊っているペアに注目してあげて、終わった時には拍手をしてあげるのがマナーだ、みたいな話も聞いたので、社交ダンスのレッスンマナーは自分にはハードルが高いなぁ…と思いましたが…。
巷によく言われる「空気を読む」ということだと思いますが、レッスンでも人に見られたくない時と、見て見てぇって時があるんですね。
私としては、自分のレッスンそのものを人に見られてどうこうとは考えたこともなかったのですが、くだらないオヤジギャクを連発して先生を困らせたり、いちいちレッスンを止めてしまうことが多々あるので(年代ギャップのギャグで先生が意味わからず‘?’ってなってしばし止まる!)、せっかく先生が真面目に厳しくレッスンをしてくださっているのに、先生が緩い?甘い?レッスンをしている風に経営者先生に見えてしまわないか、と変な気を使うことはありますが…。
くだらんオヤジギャグ連発レッスンでも、たま~に調子がいい日があって(ダンスじゃなくてギャグの)、先生にウケる日もあります。そんな時は、レッスンを見ていた人に、「あなたたち、楽しそうね~」なんて言われることもあります。そんな時は、ついつい経営者先生の視線に気を付けてしまいますが…。
自分のダンスに関しては、下手だろうが音を外そうが人に見られていても全く気にしないのですが、将来有望な若い先生の評価が下がらないように、なんてそっち方向では気になってしまうことがあります。
もう遠い昔に辞めたのですが、サラリーマン時代の僅かな名残りなのかもしれません…。