社交ダンスを始めてみてみると、不思議な習慣に出会うことがあります。長くやっていらっしゃる方には当然のことだとは思いますが。

 

まずは、「セルフタンニング」。簡単に言えば、肌を黒くするってことですね。ラテンの試合の時に多くの選手は肌を黒くするらしいですが、そんな習慣があることに驚きました。

 

社交ダンスのラテンアメリカンと呼ばれるダンスは欧米人が作ったものであって、基本的には欧米人のダンス(欧米人がイメージしたラテンアメリカンのダンス?)であるし、その一部は西アフリカ起源説等はあるにせよ、そもそもラテンアメリカン地域に住む多くの人が肌が黒いわけでもないし、なんだか不思議に感じました。

 

前日からそういう肌を黒くする薬品?の類を肌の露出部分に塗る仕込みの過程があるらしくて、試合に出る選手は本当に大変だと思いました。なんだか体にも精神的にも悪そうだと心配になりました。

 

しかし、何と言っても驚くのが、女性の派手なメークでしょうか。あれは本当に大変だと思いました。

 

例えば、スポーツの種目では、新体操とかアーティスティックスイミング(旧シンクロナイズドスイミング)の選手がやっているメークに近いのでしょうか。同じ?体操でも、通常の体操種目の選手がやっていないのに新体操の選手だけがやっているのを不思議に思いました。もちろん、通常の水泳選手もやっていません。

 

採点種目だから派手なメーク、というならフィギュアスケートの選手を見ると、そこまで派手なメークではなく、ナチュラルメークよりのような気がします。

 

私はルールの詳細はわかりませんが、採点基準にセルフタンニングの仕上がりとか、メークの出来栄えとかあるのなら、あまり意味がないので廃止にして、皆さんが幸せで楽になる方向でルールも習慣も変えたらいかが?と思ってしまいます。もちろん、やるやらないは自由なので、やりたい方は、ドンドンやったらいいと思います。

 

プロはともかく、アマチュアの私たちは負担にならない範囲で娯楽として楽しく踊れればそれでいいと思います。メークや衣装等も楽しみでしょうから、無理の無い範囲でやれば。

 

社交ダンスもある意味、欽ちゃんの仮装大賞みたいなもんでしょうから。