「固いですね」

 

 踊っていてこんなことを先生に言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

 ダンスは柔軟性、可動域の広さが大切なのは言わずもがなですよね。素人目線ではありますが、個人的には、股関節の柔軟性と可動域が一番大切なのかな、とは思いますが、一方でそれは毎日ストレッチやっていれば少しずつでも改善していく感覚はあるような気がします。

 

 私が指摘されたのは、ラテンを踊る上での足首の固さですが、これがなかなか改善しません。私の場合、いわゆる「下駄を履いている」状態になってしまうということですね。バレエで言うところの「甲だし」が不十分な状態。

 

 ラテンにおいては足先の美しさは、最も大切な要素の1つではないでしょうか。逆に言えば、足先のラインがきれいに出ていれば、それだけでラテンの踊り全般がかなり見栄えがするはずです。

 

 身体の柔軟性は個人差の大きいところでしょうが、私の場合には他の部位に比べて足首が固くて、なかなかストレッチの効果が出にくいように感じています。

 

 股関節や背中、肩甲骨まわりというのは、毎日ストレッチしていると少しずつでも柔軟性が上がっていくのを感じることができるのですが、足首だけはどんなにストレッチやっても、なかなかあの角度、形にはなりませんね。

 

 バレエの動画を見ると足首の柔軟性アップのストレッチ方法はたくさん出てくるのですが、どれをやってみてもなかなか効果があがりません。

 

 「年齢的なもの」と言ってしまえば、ダンス全般においてそれで全てが終わってしまうので、年齢を言い訳にせずに少しずつ改善に励みたいと思いまが…。

 

 足首の柔らかさって、先天性の要素が大きいところなのかもしれませんね。