「○月○日の土曜日は、何をしてらっしゃいますか?」
なるほど。これが皆さんが言われている「パーティー」のお誘いなんですね。
先生には、そろそろパーティーいいでしょう、みたいに言われたことがあります。とりあえず、パーティーでやるかやらないかは別として、デモのルーティン作ってみましょうと言われて、先生の振付で1分30秒で練習したこともあります。わざわざ私の好きなアーティストの音楽を編集してきてくれました。しかし、パーティへの参加はなんとな~くのらりくらりとかわしていました。でも、それ以上、あまりしつこくパーティーへのお誘いが無かったことが自分としてはうれしかったです。
私がパーティーにあまり乗り気ではなく、かといって競技を目指しているわけではないのに、あまりしつこく「将来どうしたいか?」と聞かず、レッスンに付き合ってくれることが私としてはうれしくもあり、レッスンが楽しく、上手くいっている理由のような気がします。そういう意味で私にとって最高の先生ですね。
レッスンをするにあたって、自分がどうしたいかハッキリすることが大切だと言われます。自分の目標を持つことが大切だとか、目的によってレッスンの内容が変わってくるとかという話はよく聞きます。
でも、事実上、その目標の選択肢は「パーティーでデモンストレーションをする」か、「競技をする(上位級を目指す)」かの二択になっているような気がします。
今のところ、カッコよくダンスを踊りたい、ダンスを楽しみたい、ただそれだけなので、レッスンが楽しい、できないことができるようになっていくのが楽しい、ただそれだけです。
ダンススクールに到着すると、その日のレッスンを想像しながら、ゆっくりとアップして、考えをめぐらしながらストレッチします。それから、ウォーク、さらにワイヤレスのヘッドホンをつけて、一人で音楽で踊ります。レッスンが始まるまでのその時間が今は楽しく、それもまた最高に贅沢な時間だと思っています。
もちろん、将来的にはパーティーのデモで踊るかもしれませんし、競技をしているかもしれません。それらもまた、ダンスを楽しむための素晴らしい手段ですから。
いつかそんな日が来るかもしれませんね。