昨日書いた記事について追記する

まずは

カノープス

東京からは見えても地平線から2度の角度

ほぼ地平線と言っていい

空気による屈折もあり

地球から見える2番目に明るい星

とは思えないそうだ。

この星、中国では昔から

南極老人星、寿老人星と呼ばれ

見ると長寿になれるとされた

幸運星だ。

この時期であればフィリピンからも

綺麗に見えるだろう。
2/14 11pm マニラから南の空 
カノープスが輝いている

ハワイでももちろん見る事ができる。




また南十字星に関しては

南半球の国々の象徴とされ

いたる国で国旗に使用されている。

オーストラリア

ブラジル

その他
パプアニューギニア

サモア

ニュージーランドなど。


日本では

沖縄で

はいむるぶし(南群星)と呼ばれ

ホテル名にもなっているようであるが


残念ながら

沖縄考古研究によると

過去から使われていたものでなく

しかもそれを南十字を指すとは言えず

学術的な根拠は何も無い。


ニセ十字について

南十字よりも上にあるため

南十字そのものよりも見つけやすい。

南十字は1等星、2等星2つ、3等星で構成

しかしニセ十字は全て2等星である。

大きさは少しニセ十字が大きい。

イメージ的には
ニセ十字と南十字わかるであろうか。




とても良いアプリがある。

星座表

今いる位置として登録すればそこで観れる

星座や星、惑星など月と太陽の動きと共に

時間と共に全天球の動きがわかる

便利なアプリである。

東京にいながら今いる位置を変えれば

タヒチから見える星座を眺められる。

2/15 朝の4時 マニラから南の空
南十字とケンタウルス座アルファ星

このように南十字を見つけるには

近くに明るい星が2つあるのが特徴

ケンタウルス座アルファ星と

ベータ星である。


星座表アプリに関しては

もちろんタダである。



まとめ

とにかく人工の光がないところが望ましい

香港などでは赤柱(スタンレー)など

香港島の南側に行かないと難しい

シンガポールははっきり言って

明るすぎる。

沖縄では南十字よりもカノープスを

観測してみよう。

地平線に近すぎるからだ。

ハワイの場合もホノルル市内にいたら

明るすぎるため難しい。






南の空の星空シリーズはこれにて終了する。