第16話破壊神ほっしーという男 | アラサー娘の十年前。汚れなき乙女と不良先輩の恋連載中

第16話破壊神ほっしーという男

ほっしーはヒロヲとは正反対の男子でした。


おしゃれで、すらっと背が高く、容姿端麗。物怖じしない大きな瞳と、きゅっと結ばれた唇。くせ毛の緩やかなウェーブがちょっぴりキュート。


そして、始終喋ってるヒロヲと違い、寡黙。

そしてなにより一番違うのは、授業中きちんと勉強してなくて、サボってばかりなのに、いい点ばっかりとりよるんです(--;)

ヒロヲはというと、いつも十点台、二十点台なんですから(・・;)


ヒロヲは単なる暴れんぼうのガキんちょですが、ほっしーは違います。

ほっしーは何を考えているかわからない恐さがあります。

普段手のつけられないヒロヲも、ほっしーには一目おいてるのか、危害を加えません。

「ほっしー、次は何をする?」
ワクワク顔で聞くヒロヲに静かに笑うだけのほっしー。

そして、何かしでかすヒロヲ。
それを見てゲラゲラ笑うほっしー。

そして、以前はぺぺと漫才をして楽しませてくれた、しー君は、ほっしーとつるむようになりました。

ニコニコ明るかったしー君は野球部を辞め、服装は乱れ、ピアスをあけました。笑うときも、授業妨害をして、人をバカにするように笑うだけになりました。


そんなこんなで、我がクラスの二大破壊神は、少しずつ信仰を広めながら、一つの学級を滅ぼしていくのでした…