第14話 学級崩壊 | アラサー娘の十年前。汚れなき乙女と不良先輩の恋連載中

第14話 学級崩壊

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レオ先輩の影響はこれだけにとどまりませんでした。

当時、不良の先輩たちの間から生まれた我が校だけの造語がありました。



なんと言っていたかは書きませんが、テレビなどでは使ってはいけないであろう言葉の最初の2文字をとったもので、気に入らない相手や物事に対して発する言葉でした。


レオ先輩がこの言葉を使っているのを何度か聞きました。


私のクラスでもその言葉は流行りだし、気に入らない先生に使い出す子もいました。
私も使うようになりましたが生徒や先生に使う勇気はなかったので、親に向かって言っていました。

最初は、何の言葉か?と聞かれても、特に答えませんでしたが、舌打ちにも似たその言葉に、とうとう親は不快感をあらわにしました。

「その言葉、いい加減にやめなさい!!!」

そう言われた時にも「**(その言葉)」と言い捨てました。



この頃、にわかに私のクラスに不穏な空気が流れました。
ぺぺと、しー君の漫才タイムがなくなりました。

小学低学年のガキ大将が紛れこんだかと思うようなおこちゃま、ヒロヲは進級当初からガキみたいなことをして授業妨害をしていますが、段々エスカレートしていきました。

消しゴムカス投げが紙ひこうき飛ばしに変わり、そのうち、教室に掲示されていた大洋紙(学級新聞とか書くでっかい紙)で巨大紙ひこうきを作り、それを飛ばしてゲラゲラ笑っていました。

それを無口なイケメン秀才、ホッシーが静かに笑います。


無口なイケメン秀才と言うと、何やら真面目で素敵なイメージですが、彼はヒロヲの手のつけられない恐さとは違い、何を考えているかわからない恐さがありました。





※画像は内容とは無関係です。ちなみに、昨日地元の子と飲みに行った時のフローズンカクテル。(パラソルっつーか和風な傘なのが気になるところ)